股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2019年06月19日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【斜視】
礒谷療法では斜視と股関節角度の因果関係を明らかにしています。
それは、そもそも礒谷公良先生は小児マヒ患者さん等の跛行(はこう)を治療することから礒谷療法を作られたという経緯が関係しています。
先生は発想の転換で、小児マヒが股関節転位(X脚など)を作るのではなく、股関節転位が小児マヒの原因であると唱え、多くの患者さんの治療に当たられ、完治とも言える良い結果を多く出されました。
それらの臨床例の中から股関節のねじれと斜視との関係を探り出されたのです。
まず、左右股関節と対応する目は反対側になります。
つまり右股関節の転位が大きければ左目に問題が起こるという事です。
こうした、体の歪みの影響は重力下でのバランスの失調のために起こるので、斜視だけではなく例えば目の大きさ、鼻筋の曲がり(鼻筋の曲がりから起こる蓄膿症)、視力の左右差、聴力の左右差なども起こりますから、合わせてチェックしてみてください。
ある本には斜視の方の後頭骨の隆起に左右の高さの差があると書いてありましたが、これも股関節が起因の体の歪みの表れです。
↑赤丸の中が後頭骨の隆起部分です。ここが真ん中ではない場合は頭蓋骨が歪んでいると考えられるという事です。
ほかにもチェックポイントは体中にあります。
足の長さ、幅の左右差
立った時にいつも体重を掛ける脚がきまっている
床に座った時にトンビ脚になる
↑お母さんの手前、右脚がトンビ脚になっています。トンビの羽のように足首が外に捩じれるので股関節は内に捩じられてしまう最悪の座る時の習慣です。
おへそが体の中心ではない
肩の高さに左右差が有る
顔が左右に傾いている
こうしたポイントで気になることがあれば、是非一度姿勢矯正をお試しになることをお勧めします。
関連記事:体の左右差で気なっているところは?
身体の左右差には原因があり、だから均等にできるのです。
そして、こうした体の歪みの影響が斜視に与える影響は、内旋もしくは内転で内斜視が起こり、外転もしくは外旋で外斜視が起こるとされています。(これらの転移が合わさったケースもあります)
右股関節の外旋、外転で左目の外斜視。
右股関節の内旋、内転で左目の内斜視という具合です。
左脚の転移の場合は反対になるわけです。
最近のニュースで子供に斜視が増えていて、これらはスマホやゲームに興じる時間が長くなったためだと説明をしていましたが、これが正しい答えか分かりませんが・・・。
少なくとも、『スマホやゲームを行う姿勢が悪く、さらに長時間なために身体が歪み、目に影響が出ている』と言わなければなりません。
また、体の左右差が大きい場合、もしかすると股関節に先天的な問題がある可能性も有ります。
臼蓋形成不全、ぺルテス氏病などは股関節の左右差が大きくなり体の歪みの大きな原因の一つですからチェックが必要な場合もあります。
ほかに考えられる原因としては、脚の筋肉が弱くて体幹を支える力が足りなくて股関節に転移が生じてしまったことも考えられると思います。
以前にも書きましたが、男子大学生のかなりの人が顔が前に突き出る猫背なことに驚いたことが有りましたが、とにかく姿勢が悪すぎます。
道を歩きながらスマホをやっている多くの人が頭を下に向けた姿勢になっていますよね。
こうした姿勢は斜視だけではなく、肩こり、首こり、頭痛から始まり、頭周りの様々なトラブルに悩まされる事になりますから、少しでも若いうちから良い姿勢つくりに取り組んでいただきたいのです。
もし斜視が起こっていたら、是非良い姿勢つくりに取り組んでください。
斜視にも効果が有る姿勢矯正の礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並・西荻窪 鴨下療法所
杉並区松庵3‐35‐21 03-5938-7713
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