エコノミー症候群を100円で防ぐ画期的な方法とは?

2019年10月08日

  西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【エコノミー症候群】
 

 飛行機の狭い椅子に長時間座っていることにより起こる疾患なので、一般的にエコノミー症候群と呼びますが、正式には肺血栓塞栓症と言います。

 狭い椅子に同じ姿勢で動かないでいると、血液が濃くなり固まりやすくなり、静脈内に血の塊、血栓が出来てしまいそれが肺に行く動脈をふさいでしまうと命にもかかわる重篤な症状になることもある恐ろしい疾患です。

 血栓が肺まで行かなくても、脚に出来た血栓が脚の静脈内に詰まれば深部静脈血栓症と言い、脚がむくんだり、腫れたり、痛くなることもあります。

 そして、エコノミー症候群の症状は脚で多く起こると言われますが、何故、脚で頻発するのでしょうか?

 それは姿勢が悪い事と動かないことが原因です。

 姿勢が悪いとは、つまり偏った筋肉の緊張があるという事ですが、O脚のせいで両脚を開き、骨盤を寝かせる座り姿勢の方が多いのです。

 O脚はモモの外側の筋肉が強い為に脚が外に引っ張れている状態の事ですが、筋肉は拮抗筋と言い、対になって存在していますから、一つの筋肉が強ければ、その対の筋肉は引っ張らられてかたくなります。

 そうすると、筋肉の緊張で圧迫を受けた血管の中で血の流れが悪くなり、食事や嗜好品の影響、又は疾患の影響などで血栓が出来やすい人に血栓が生じエコノミー症候群のような怖い疾患が起こるわけです。

 したがった、エコノミー症候群の正しい対処法は「良い姿勢で座っている事」なのですが・・・。

 なのですが、長い時間良い姿勢で座るのはきつい、つらい、ですよね?

 

そこで、100均のタオルの登場です。

 先日もヒルナンデスで、ナンチャンが長時間のフライトの時は脚を紐で結ぶという礒谷療法の話をしていたそうですが、タオルでもいいのです。

 ナンチャンは膝の下で結んでいたそうですが、太い血管や強い筋肉が有るのは太ももですから、膝の上でギュッと結んでください。

 人目が気になる方はひざ掛けでもかけておけば大丈夫。(我が家の女性陣は映画館でも結んでいますが、暗くなってからささっと結び、明るくなる前に解いています)

 先にも書きましたがほとんどの方がO脚ですし、かりにX脚の方でも紐で両脚を揃えるのは強い筋肉のストレッチになりますから、血流が良くなるのです。(脚が開いている人には閉じるというストレッチ、閉じている人には開くというストレッチになるところがすごいのです)

 本当はさらに骨盤を立てて座れば完璧ですが、このタオル結びだけでもしっかりとした効果がありますから、是非お試しを!!

 そして、もう一つの原因である『動かないこと』ですが、これに関しては時々おトイレなどの立ち上がり、その際にももを少し大きく上げるなど狭いスペースでも出来るだけ体を動かす事が大事です。

 特に窓際に座ってしまった場合などは、横の方に遠慮してなかなか立ちにくいという状況もあるかもしれませんが、長いフライトの時こそおトイレの我慢も体に良くありませんから、お声がけして立ち上がるようにしたいですね。

 そして、そう何回も立ち上がれないのであれば、先ほどおすすめした膝上を巻いていたタオルをほどいて丸めてください。

 その丸めたタオルを膝の内側に挟んだギュッと押しつぶすように力を入れる運動を5秒×5~10回ぐらい時々行ってみてください。
 (ただし、X脚の方は反対にタオルを膝上に巻いたまま脚を外に広げるように力を入れてください)
 膝を内につけるように力を入れると内ももの筋肉を使いももの外側の筋肉をストレッチすることになりますから、血行が良くなります。

 また、座りながら膝を静かに上下するなども良いと思います。

 隣の方にご迷惑にならない範囲で行ってみてくださいね。(ただX脚以外の方には逆効果になりますからおやめください)

         紐で結んでエコノミー症候群も防げる礒谷式力学療法×CS60の整体院  杉並・西荻窪 鴨下療法所 
                                          杉並区松庵3‐35‐21  03-5938-7713

姿勢矯正 西荻窪 整体 CS60

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