日本の伝統的動作とその影響

2025年11月21日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【伝統的な所作】

 明治以降、私たちの生活様式は西洋化してきました。

 床から椅子の生活に、和食から洋食に様々な変化は今も続いてドンドン日本に昔から伝わるものが失われています。

 近代化の波で私もその恩恵にあずかって生活していますから、そのことが悪いというわけではもちろんないのですが、失っていく習慣の中には、もったいないな~と思うものもあります。

 とくに私は整体関係という仕事柄体にとって、失わないほうがいいのになと思うものを考えてみたいと思います。

 少し前にnoteに有料記事を書いた「正座」はその代表格です。

 床に座る時、股関節・骨盤に負担をかけない座り方は正座しかないと思うからです。

 ただ、すでに骨格が歪んでいるとかなり意識して座らないと正しく正座が出来ないために、正座は膝に悪いなどと誤解されてしまっているのです。

 そして、正しい正座によるメリットは・・・・

 1,先にも書きましたが床に座る時に正しい骨盤の状態で座ることが出来る

 2,膝関節、足関節を柔軟にしその可動域を広げる

 3,大腿四頭筋のストレッチになる

 4,床から立ち上がることは大腿四頭筋を鍛えることになる

 これらは、寝たきりにならない、転倒しないために必要なものばかりです。

 もちろん、若い方にも健康に過ごすために必要なものです。

 お次は、和式トイレ!!

 最近はめっきり数が減りましたよね。

 それに伴い、和式では用が足せないという若い方も増えているようです。

 先日、私が出先で催してトイレに並んでいると1か所空いたのに前に並んでいる若い子が進まないので、「お先にいいの?」と聞くと「どーぞ」とのことなので、空いたトイレに行くと、そこは和式だったのです。

 あー和式だから洋式があくまで待つんだな、と分かりました。

 確かに膝が痛い方や脚力が弱い方には洋式の方が優しいのですが、和式トイレが優れている点はかなり捨てがたいものです。

 1,まず、以前も書いたのですが、和式でしゃがむと骨盤が後傾することにより恥骨直腸筋、恥骨尾骨筋が緩み直腸の肛門の上で曲がっている部位・会陰曲がストレートに近づくことにより、より排便がスムーズになるであろうということは犬の排便を観察すればはっきりと分かると思います。(犬を飼っている方ならよく分かると思いますが、飼っていない方は公園などで犬の散歩を観察してみてください)
 詳しくは:『和式トイレは凄い?』

 2,1により排便がスムーズになるので、いきみが少なくて済むので痔の方、高血圧の方には体への負担が少なくて済みます。

 3,正座と同様に膝関節、足関節のストレッチに効果的である。

 4,これも正座と同様で、立ったり座ったりは大腿四頭筋のトレーニングに最適である。最下部まで下げるスクワットということですからね。

 
 次は、食事のマナーです。

 マナーの必要性は、社会の中で多くの他人と共に生きているのいですから、その中には様々な価値観や考え方の人がいるという状況下で、不特定多数の人が快適だと思えるということだと思いますが、そのほかにも効用があります。

 それは、正しい体の使い方に関するものです。

 とくに、日本人の美意識は自然なものを美しいと感じる感性があるので、マナー以上の意味があると思います。

 例えば『食事の時には肘をつかない』というのもその一つです。

 最近肘をつく人が増えているというブログも書きましたが、肘をつくという行為には意味があります。

 詳しくは:『肘ついてご飯を食べるわけ』

 それは、重心のくるいです。

 猫背になり頭部が前に突き出していると、頭を支えるために首が疲れますからそれを肘で支えてあげたいということなのです。

 また、左の肘をつく人は左重心になっているから左の肘ばかりつきたくなるのです。

 ですから、きちんと座って肘をつかずに食事をすれば、少なくともその時間体を修正する矯正の時間になるという寸法なのです。

 私も食事のマナーを完全にできるわけではありませんが、少なくとも一緒に食事を楽しむ人を不快にさせないぐらいのことは出来ているのではないかと思いますし、少なくとも体のバランスを崩すようなことはしていません。

 日本の伝統的な日常生活や所作、道徳にはこのように体に良いものもたくさんあったと思います。

 現代の生活にそぐわなくなった習慣などもあるとは思いますが、こうした体に良いものは吟味して生活に取り入れていけると良いですよね。

体のバランスを深く考える姿勢矯正×CS60の整体院
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