リハビリで目指す歩き方は

2025年11月17日

  西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【歩行】

 先日、あるリハビリ関係の方が言われていたお話で『股関節の疾患の方は骨格構造が健常者とは異なるので、一律な歩行訓練で健常者と同じ歩き方を目指すことが理想的なことなのか?』という疑問に私なりにこたえたいと思います。

 この疑問に私が答えるなら、まず『一律な歩行訓練』、『健常者と同じ歩行』という部分を考えます。

 この一律な歩行訓練というものが具体的にどういうものか分かりませんが、お一人お一人の状態に応じた訓練が必要になるのは当たり前ですが、目指すゴールの『健常者と同じ歩行』というのがどういうものなのでしょうか?

 股関節の健常者の歩行がすべて正しい歩行と考えているのなら、どうなのでしょうか?

 町を歩いている人々を見てみても、正しく歩けている方は10%ぐらいだと私は思います。

 ということは、健常者と同じような歩きとは、目立つ跛行などでなければ歩けていれば大丈夫、ということなのでしょうか。
 私は、この問題を考えるためにはまず初めに『正しい歩き方とは?』を考える必要があると思います。

 このブログでも再三書いてきましたが、私の考える『正しい歩行』とは『長く歩ける』ことです。

 人間が類人猿から直立二足歩行になり狩猟採集生活を始めた時にはおよそ2万歩歩かなければ食べ物にありつけなかったそうです。

 そして、そのために骨格がそれに適した状態に進化するために何百万年という時間がかかっているそうです。
直立二足歩行になった人類

 ということは、爪も牙もない人間が生き延びるためにほかの動物より『長く歩ける』ということこそサバイバルするための武器だったということでしょうから『歩くことにおいて何より重要なのは長く歩ける』ということのはずだと思うのです。

 そこで、次に考察を進めるためには、どうすれば長く歩けるか?という設問に答える必要があります。

 これは色々な要素が有ると思いますが、一番重要なのは脚の筋肉を偏りなく使う、ということだと考えます。

 偏りなく使うとは、どれか特定の筋肉にだけに負担をかけないことと言い換えることが出来ると思います。

 例えばがに股で歩けば、股関節の外転筋群に多く負担をかけていますから良い歩きではないと言えます。

 また、前のめりで歩くというような歩き方では、腿を持ち上げる筋肉もあまり使っていませんし、前につんのめらないようにふくらはぎの筋肉群に緊張を作ってしまいますのでやはり良い歩きとは言えないのです。

 ですから、リハビリにおいても同様に例えば股関節に疾患があり可動域に制限がある方、痛みが有る方、脚力が弱くなってしまった方等、それぞれの方がその方の状態においてなるべく長く歩けるようになるように、それぞれの目標を設定して取り組むということが需要であると考えるわけです。

 特に、歩くと痛みが有る場合では、歩き方により痛みが出たり出なかったりしますから、正しい歩き方では痛みも軽減、解消が出来ると思います。

 この事に関して特に股関節痛においてどういう事か説明をすると、痛みが出るということはそもそもが脚の筋肉のバランスが悪いから股関節角度が悪くなり痛みが出ているので、歩き方によりその筋肉のアンバランスが助長されれば痛みが強くなり、歩き方でそのアンバランスな状態を正すように歩ければ痛みは少なくて済むということなのです。

 右股関節の角度はどうなのか?

 それはどの筋肉の働きが強すぎるからなのか?

 左股関節の角度はどうなのか?

 それはどの筋肉の働きが強すぎるからなのか?

 それによりどちらの脚が長くなっているのか?

 さらに、それにより左右どちらの脚から1歩が出るのか?

 太ももと脛のねじれはどうなのか?

 着地は踵からかつま先よりか?

 脚が出る時に骨盤の動きはどうなのか?

 足先の方向はどうなのか?

 歩幅はどうなのか?

 歩隔はどうなのか?

 上半身のリード、一体化はどうなのか?

 このような歩きの要素をチェックして正しい歩きのゴールを目指すのです。

 ですから、はじめに紹介した文章を私なりに考えると・・・

 『股関節の疾患の方は骨格構造が健常者とは異なりますが、その状態に応じた歩行訓練をして正しく歩けることを目指すのが理想なのです(これは健常者でも全く同じです)』と言いたいです。

 どんな方でも、生きている間は痛みなく長く歩けるようにして、人生を楽しみましょう!

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