膝痛

2019年07月20日

 私の母は今年85歳、おかげさまで元気に一人暮らしをしています。昔からスポーツも好きで卓球、ママさんバレー、水泳、ハイキング、太極拳などをその時々で続けているので筋肉はしっかりしているのですが、O脚に加え、我が家の家系、早食い食いしん坊が災いして肥満傾向にあるせいもあり、膝痛を抱えています。

 母は西洋医学信奉者で、お医者様の言う事しか信じませんから、私のアドバイスになかなか耳を貸そうとしません(T_T) ここ数年位時々膝の痛みに関しても、お医者で言われたように「これは年のせいだから仕方がない!」と言う癖に、痛みがきつくなると「ちょっと見て~」と、その場しのぎに少し痛みが軽くなればしめたもの位にしか思っていないので、根本から治そうという意思はないようです。

 私は「治療院には97歳になる患者様もいらっしゃるけど、ゴルフで腰を痛めたり、転んでひざを痛めても、毎回元に戻そうときちんと努力して元気に暮らしてるんだよ」と言うと「そういう特殊な人と比べてもしょうがない」と取り付く島も有りません。

 しかし、私がアドバイスした『歩く時に骨盤から』と『骨盤を立てる』の二つは、テレビでお医者さんが言ったことが有ったために、しっかり実践して、「あんたもたまにはいいこと言うじゃない」的な上から目線のお褒めの言葉をいただきます(T_T)この二つだけでも膝の痛みもずいぶん軽減しているしぎっくり腰もここ10年は起こらないと喜んでいます。

 そもそも、高齢者の膝痛はO脚が原因の事がほとんどで、それが年齢による筋力低下と体重増加などが合わさり痛みがきつくなってくるのです。
 母もそうですが、まず脚の筋肉のバランスを回復させることが膝の不安を根本から無くす方法なのです。
 
 繰り返しますが、膝痛を根本から治そうと思うのでしたら、O脚を股関節から治し、筋力をバランスよく強化するしかありません。他の方法はただ痛みを取り除くだけですから、その時は良くても後でもっときつい痛みになる事が有るのです。

 「寝たきりになりたくない」皆さんおっしゃいます。それは、寝たきりにならない=少なくても脚に痛みが無く、脚の筋肉が十分にある!! という事です!!
 脚の筋肉をバランスよく鍛えていつまでも歩ける体に!

                 早く始めれば始めるほど良いですよ、膝痛を根本から治す整体院 杉並・西荻窪 鴨下療法所 
 

 

カテゴリー: