それ本当に、残暑バテ?

2024年09月24日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【残暑バテ】

 今年の暑さは、こたえますね~。

 暑さに強いと思っていた私ですが、7月時点ですでに「今年は無理~」と思っていました。

 そして9月になっても朝夕は少し涼しい風が吹くようになりはしましたが、日中の日差しの強さは相変わらず皮膚に痛いという感じですよね。

 当所の患者様からも、9月に入ってからも「バテた~」、「もうかんべん~」と聞くようになりました。

 
夏バテ 残暑バテ 整体 西荻窪

 そうした方にお話をお聞きすると、まず暑さに問題があるのは間違いないのですが、その暑さに対して冷房のかけすぎ、運動量の低下が顕著になっていることにも気が付きます。

 冷房に関しては、冷え過ぎが良くないのは分かっていらっしゃるので、皆様適温を探るのに苦労していることが分かります。

 私は例年、寝る前に部屋を冷やしたら窓を全開にして冷房を切って眠る方式を続けてきましたが、今年は7月の時点で冷房をつけっぱなしでないと寝れませんでしたから、部屋を26度ぐらいで冷やして29度で就寝するのが一番安眠出来る感じでしたので現在も続けています。

 この辺りはお部屋やクーラーの効き方など差があることだと思いますので、ご自分で探っていただく必要があると思いますが、要はあまり冷やし過ぎないようにすることです。

 以前トカゲの実験のお話を紹介したことがありますが、やはり冷えは怖いのです。

 そして、大問題になるのが運動不足です。

 本当に今年の暑さは異常ですから、日中に歩くことは不可能!と思うぐらいでしたから、特に高齢者の方は歩く量など運動が極端に減っていることを感じます。

 私は、気温の上昇と同等かそれ以上に運動不足による代謝の低下がバテに影響しているのではないかと心配しています。

 もしかすると、夏バテの正体は運動不足が本当の原因かも?

 60ちょっとの私でさえ、運動量減りましたから私より先輩の方々には厳しい夏となっていますよね。

 そこで、クーラーの効いた涼しい部屋の中、生活の中で運動量を上げていくという問題意識をお持ちいただきたいと思います。

 例えば、昔であれば洗濯をするのであれば川や井戸から水を汲み、洗濯板で中腰姿勢でゴシゴシ洗ったものが、現在は洗濯籠から洗濯物を洗濯槽に入れてふたを閉めて指一本でスタートボタンを押すだけ、ですよね。

 これを逆行して井戸から水を汲みましょうという話ではなく、それだけ体を使わなくなってるんだよな、と言う認識を持って、少し体を意図的に多く使うイメージと言うとどうでしょう?
ますか?

 イメージ沸きますか?

 例えば・・・

 2階に物を持っていく時に、いっぺんに持つのではなく2回、3回に分けて運ぶ。

 テレビを見ている時に椅子に座ってみるだけでなく立ってみる時間を作る。

 洗濯物をたたむのにテーブルではなく床で作業して立ったり座ったりの運動を増やす。

 こうした、工夫を生活に加えて、脚に掛かる運動量を増やす工夫をすることをお勧めします。

 健康に暮らすためには、本当に脚の筋肉は大切です。

 また、当鴨下療法所で行っている礒谷式力学療法では脚の筋肉バランスを回復するために患者様お一人お一人の股関節角度から最適なスクワット、屈伸運動をご指導していますから、室内で歩くことより効果のある運動が出来ます。

 バテ、と言われる疲れを癒すのも、結局はご本人の血流に関わってきますから、バランスの良い食事、適切な量の水分、適切な量の運動が基本になります。

 体調が悪いとすぐに安静、と言うのも場合によっては最適な対処法と言えない場合もあると思います。
 特に高齢者があまり安静、安静と動かなくなると脚の筋肉があっと言う間に衰えて歩くのが大変、などと言う事が無いように注意したいものです。(自己判断しないで専門家にご相談してください)

 皆さん、もうひと頑張り、元気に残暑を乗り越えましょう。

        バテにも礒谷式力学療法×CS60の整体院  杉並区・西荻窪  鴨下療法所

姿勢矯正 西荻窪 整体

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