股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2022年10月21日
ある患者様が「私は20~30歳代の頃は、両手をバンザイして、立膝で脚を組まないと寝れなかったのよ」とお話しくださいました。
その後、大病を経験され、自分の体をどうにかしないといけないと思い、ヨガを皮切りに色々な健康体操などに取り組み、現在は当所にもお通いいただき脚を紐で結んで寝ることにも慣れてまっすぐ仰向けで寝られるようになったそうです。
寝る時の姿勢いわゆる寝相は、筋肉の緊張がそのまま表れます。
以前も書きましたが、寝相や寝返りで体が整うのなら病気の人など一人もいません。
私は家族の寝相、寝姿を長期間観察して確信を得ましたが、左の股関節の開く癖がある人は左の股関節を開いて寝るのです。
ですから、寝ている間にも体の癖はどんどん強くなるのです。
バンザイ寝に関しても、腕の筋肉が縮まりたいから腕を曲げるパターンと、胸の筋肉の硬縮で呼吸が苦しいから胸を開きたくなるパターンがあると考えていますが、どちらにしても前肩の影響が強いと思います。
膝を曲げるクセは、骨盤を後傾させたい・させたほうが楽なために起こります。
つまり、O脚の人がO脚の状態で寝たいから、と言えるのです。
脚を組む癖は、上に組む脚側の骨盤が前に出ているから組んだ方が楽なのです。
ですから、この患者様は、全身のクセが強い状態だったために病気を患ったのであろうと推測できるのです。
寝ている時間は人生の三分の一近くなるのですから、この時間をどう寝るかで健康にも大きくかかわってくることは想像に難くないでしょう。
礒谷式力学療法では、こうした寝ている間に起こる体の歪みを脚を紐で結ぶことにより解決できるのです。
寝相の問題まで解決できる礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所