股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2024年09月28日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【捻挫】
「もうずいぶん前につまずいて足首をねんざして、整形外科に通って治ってたんだけど、最近時々また痛むのよね~」と言われた患者様がいらっしゃいました。
その捻挫、治ってませんよ~。
ねん挫したところが寒くなると痛む
ねん挫した関節の動きが悪い
それらは、ねん挫が治っているとは言いません。
ここで考えなくてはいけないのは・・・・
そもそも、なぜ捻挫をしたのでしょう、という事です!
「道の凹凸に躓いただけでしょ?」とお考えでしょうか?
確かに直接のきっかけとしては、道路の凸凹が原因になることはありますが、それ以上にグギッといきやすいのは足首の状態の影響です。
どういう事かというと、足首の骨のかみ合わせがすでに外にずれていたためにねん挫を起こしやすい状態になっていた、という事なのです。
その捻挫を起こしやすい状態は、O脚の外荷重から起こっています。
O脚は股関節が開きすぎている状態を指す言葉ですが、股関節が開く緊張が強いという事は体重の重さが外へかかり過ぎている状態になります。
これは、靴の外側の片減りで分かりますよね。
この状態を骨がどうなっているかで考えると・・・
太ももの外側の筋肉の緊張が起こる
↓
2本のスネの骨の外にある腓骨が外に引っ張られて、内側の脛骨は上へ腓骨が下へ緊張を起こす
↓
かかとの骨、踵骨が押されて内にずれる
このようなメカニズムで足首の骨がずれて外への緊張がすでに高まっている状態で、つまずくことによりより外へ重心がかかってしまう事により前座は起きた、という事なのです。
ですから、ねん挫を治すという事はO脚を治さなければ、その骨、関節の状態が治ったとは私は言いません。
なぜならば、ずれた関節が治っていなければねん挫を繰り返すことで靭帯が緩んでしまい、ますます捻挫を起こしやすい状態になっていくからなのです。
特にスケートボードなどジャンプ系のスポーツをやられている方なら、繰り返せば繰り返すほどねん挫しやすくなっているのを感じているのではないでしょうか?
昔、スケボーをやっている方にねん挫のことをグリンチョっていうんだと教えてもらったことがありますが、専門用語?になるぐらいねん挫はボーダーにとって日常茶飯事なんだと思います。
しかし若いうちは、回復力と強い筋肉で何とかなっているかもしれませんが、ちゃんとなおしておかないと年を取るとちょっと怖いかしれませんし、不安定なボードの上でアクロバティックな事をするのですから自分の重心がピタッと中心にあることはヨコ乗り系スポーツにおいてはパフォーマンスのためにも非常に重要です。
テーピングやインソールもずれを予防するには効果的ですが、テープはうまく使わないと筋肉が頼ってしまう事も懸念されますし、インソールは、それを入れた状態で正しく歩行するなどの注意がないと、おおもとの股関節周りの筋肉にいい影響を出すことはなかなか難しいと思いますから、取り入れるならぜひ注意してください。
最後に繰り返しますが、あなたの捻挫の治療では、股関節を調整しましたか?
もし股関節の状態、脚の筋肉の状態を変えていないのなら、また繰り返すリスクがあるという事ですからご注意いただきたいと思います。
ねん挫も徹底的にも根本的なアプローチの礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所
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