健康に暮らすために必要な一日の歩数?

2025年06月23日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【歩数】

 手軽にできる健康法としてウォーキングは非常に取り組む方が多いと思います。

 そこで多くの方が気にされるのは『一日の最適な歩数』ではないでしょうか?

 歩数計で「今日は7000歩歩いた」、「今日は雨で出かけないから3000歩しか歩いていない」確かに数字は一目瞭然でガイドにし易いので、気にかける事は多くなると思います。

 ネットを見ても、1日8000歩が良い。

 1日10000歩が良い。
 
 又は、健康のためには歩き過ぎは良くない。

 色々な意見は飛び交い、どれが正しいのか判断するのが難しい状況ではないでしょうか?

 基本的に歩くという運動は有酸素運動で遅筋によるものですから、毎日行うべきものですが、その量はその方の年齢、筋肉の強さ、痛みの有無、既往症、季節、条件がいろいろ違いますから一概に決められないとは思います。

 私はヨガ、自彊術、真向法、ストレッチ等で特に股関節周りを柔軟にしている方は、それに見合うだけの筋量が必要になりますから、たくさん歩いたほうがいいとアドバイスしています。

 また、体重の多い方にも、やはり自重を支えるのに筋肉はより必要になりますから、がんばって歩かないと色々とまずいことになる確率が上がってしまいますとお伝えしています。

 

 ちなみに、江戸時代には人々がどれぐらい歩いたのか?

 ネットで「東海道への誘い」と言うページを見てみると、1日32~40キロ位は健脚な人なら歩いたそうです。

東海道を歩く

 という事は1歩が60㎝とすると、32キロで53000歩!!

 すごいですよね。

 私はかなり歩く方だと思いますが、散歩で20000歩以上歩くと脚が重くなり、次の日には筋肉痛が残ります。

 以前も紹介しましたが、昭和7年生まれの私の父をおんぶして父の祖母が自分の生家がある立川の砂川まで朝歩いて出発して、夕方には野菜もたくさんもらって帰ってきた、と聞いたことがあり大変驚いたことがあります。
小金井から立川まで徒歩で歩く
 ↑GooglMapによりますと、片道おおむね10キロ往復で20キロですから、先ほどと同じ1歩を60㎝とすると、約33000歩に赤ちゃんと野菜の重さの負荷がプラス!!多分当時60歳代後半の女性がそれぐらい歩くのは日常だったのがおよそ100年前です。

 多分、この話の私の父の祖母は、野良仕事などを幼少期から行っていたと思うのですが、歩くだけではなく生活の中で体を使って生活していたことが想像されますが、現代人は、やはり生活が便利になり、筋肉自体は弱くなっているのだな~と感じますよね。

 で、私が何を言いたいかと言うと「歩数を気にするよりも、まずは正しく歩く事を考えましょう」という事です。

 私たちの日常生活は便利になり、体を使うということも減っているために、使う筋肉も偏っていることが懸念されるからです。

 偏った筋肉の状態で歩けば、その偏って強い筋肉をメインに使ってしまうためにますます筋肉の強弱のバランスが崩れていくからです。

 ですから、正しく歩けていれば、はじめは少ない歩数であったとしても、筋肉がバランスを取り戻してくれば、歩数もどんどん伸びてくると思います。

 はじめから歩数を気にして、正しくないフォームで無理して長く歩いたら、どこかが痛くなったり、調子が悪くなって続ける事が出来なくなることが多いので注意してください。

 
 痛み、不調は歩く距離よりその歩き方が問題の事の方が圧倒的に多いと思いますから、歩いて、痛み、不調を感じたら歩き方を修正しましょう。

 歩き方が悪くて起こる痛み、不調の代表的なものは、腰の痛み、膝の痛み、ふくらはぎ痛、腰の痛み・・・などなど。

 結論、最適な歩数は自分の体の状態で決めましょう!

 例えば、私なら3000~5000歩が現状維持、なので3000歩以下の日はその週のうちにつじつまが合うように頑張って歩こうと考えます。
 そして、10000歩で少し鍛えた、15000歩以上で良くやった、という感じです。

 皆様も無理なく、楽しくたくさん歩けるように、まずは正しい歩き方を!!

正しい歩き方も身につく姿勢矯正×CS60の整体院
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