テニス肘、野球肘、ゴルフ肘その根本原因の一つは?

2019年03月09日

  西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【テニス肘・ゴルフ肘】

 ゴルフ肘、テニス肘、野球肘とスポーツによる肘の故障において、非常に確率が高く問題となるものは・・・・?

 それは『さる腕』!!

 これは腕を前方に伸ばした時に両肘がついてしまう状態の腕の俗称です。
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 一度この状態になってしまうと完全に治すというのはなかなか大変ですが、少なくともそれ以上進行させないという事が大切です。
 
 この『さる腕』の状態は前肩に起因することが多いのですが、ようは肘から上の上腕が内ねじれ、肘から下の前前腕が外ねじれをしている状態なのです。

 したがってテニスの場合、さる腕のプレイヤーがラケットにフラットな面を作るためには通常のグリップだと面が上を向いてしまいますから、わきを甘くして肘を少し上に逃がしてガット面をフラットにしなくてはならなくなりますから、その状態でフラットな回転の玉を打とうと思えば腕の筋肉を捩じるような使い方になるわけです。

 このメカニズムは、ゴルフ肘、野球肘でも同様です。

 一度お試しいただくと、納得していただけると思いますが、野球のバットでもゴルフのグラブでも両手で持ち肘を緩めて両手を少し中に絞り込むように持ってみてください。

 肩が前に出ていて、きれいな円運動を描くのが難しいと思いませんか?

 サル腕の方は、このような状態で運動しているのですから、パフォーマンスを上げるためにはかなり体に負担をかけていると言えます。

 またこのさる腕は、腕の筋肉にも常に緊張を作ってしまうので、指を曲げる筋肉にも緊張が生じることにより、腱鞘炎、手根管症候群、ばね指へバーデン結節、プジャール結節が起こりやすくなります。 

 また、この例はスポーツではありませんが、授乳中のお母さんは重たい赤ちゃんを胸の前で抱っこする時に肩は前に出て、手のひらが上を向くので、サル腕の方だと腕のねじれがよりきつくなり腱鞘炎、ばね指を起こしやすくなってしまいます。
 さらに、さる腕の方は胸の前の筋肉が硬いために乳腺を圧迫すらために乳腺炎、乳がんのリスクも高まりますから、是非気を付けていただきたいと思います。

 
 更には、腕の緊張から続く指の筋肉の緊張により握力が弱くなるのでビンの蓋を開けたりする生活の仕事に支障が出てしまうこともあります。
 
 これだけ色々悪影響が出る『さる腕』! 
 
 解決するにはやはり全身で考えなくては治りません。
 
 脚の筋肉のバランスを回復させることにより良い姿勢を作り、肩、腕に筋肉の緊張が無い状態に戻すのです。
 
 当所ではテニスプレイヤーの方が矯正に取り組まれさる腕が改善しています。
 
 まず自分の腕を前方に出して肘と肘が離れているか確認しましょう!

 正しい状態なら胸と腕が二等辺三角形を作るはずです。 
 右の写真の方は右腕に少しねじれがありますね。

  さる腕も改善できる根本療法の礒谷式力学療法×CS60の整体院   杉並・西荻窪 鴨下療法所   杉並区松庵3‐35‐21 03-5938-7713

 

姿勢矯正 西荻窪 整体

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