登山の休憩中に膝痛を軽減させる方法とは?

2022年05月06日

 登山 膝痛 礒谷式力学療法 西荻窪整体 杉並区
 すっかり、春らしい陽気になり山へお出かけになる方も多いのではないでしょうか?

 今日は、その山登りでの休憩で膝の痛みを改善したり、疲れを取る方法をお伝えいたします。

 山登りが疲れるのは、平坦なところを歩くより負荷が大きいことの他にも、滑るなどのバランスが悪いところを歩く、障害物をよけるために大股になる、岩や段差の関係で歩幅が大きくなる、などが股関節周りの筋肉にアンバランスな負担をかけていることも影響しています。

 また膝痛に関しては、下山時の太ももの前側の筋肉の緊張による影響が大きいのです。

 (下山時の歩き方に関しましては、動画でご説明していますので是非ご覧ください。)

 したがって、休憩ではいかにそれらの筋肉のバランスを回復させ、疲れた大きい筋肉をお休みさせるかがポイントになります。

 しかし、こうした事を意識しないと、ただ心肺機能を休ませるだけ、給水、エネルギー補給だけで肝心の疲れた筋肉のリカバリーになっていないばかりか、かえって疲れた筋肉をさらに疲れさせているケースさえ起るのです。

 例えば、あぐら。
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 あぐらは股関節を開いているのですから腿の外側の筋肉の緊張をさらに強めてしまっています。

 大股開きで座っている。
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 これも太ももの外側の一番休めたい筋肉を使っているので、それらの筋肉は休んでいません。

 脚を組んで座っている。
脚を組む 礒谷式力学療法 西荻窪整体 登山


 脚の上になる方の骨盤が前に出ているこうした座り方で、上になる方の脚の外側の筋肉は緊張して体のアンバランスを強めています。
 特に上になった脚の反対側の背中に緊張が生じ山登り後の腰痛の原因になります。

 体育座り、長座は骨盤の後傾、猫背を作りますから下山時の膝痛には最も悪い姿勢なのです。
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 そこで、長めのタオルか紐、できればお古のネクタイなどを用意して脚の膝上を結びます。
 ベンチなどがあれば、写真のように骨盤を立ててきちんと座り、足先を内に向けて踵を地面につけて座ればさらにスネ分のストレッチしたい個所をストレッチ出来る姿勢を研究してみてください。
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 また、マットなどで地面に座る時、紐などの用意がない場合は膝と膝を付けて骨盤を立てた正座
により同様の効果を得られます。

 ぜひ、試してみてください。
 休憩後に疲れが取れていることを実感できると思いますよ。

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