先日、スキーで左に曲がれないのは股関節が原因と言う話を書いたのですが、患者様から
「昔、スケートをした時に右脚には乗れるから右はスーッと滑るんだけど、左脚はなんかバランスが悪くてスーッと滑れなかったのは、股関節が原因だったのね?」
と言われましたが、そのとおりなんです。
左右の股関節の角度差があると、それはそのまま脚の長さの差、脚長差になりますから体重が掛けやすい脚と掛けにくい脚が出来てしまうのです。
そして、その脚長差が有る状態で長年生活することにより体が歪むことを発見したのが礒谷公良先生なのです。
日常生活の中で自分がどのように足に体重をかけているか?
左右の足に均等に体重をかけて生活しているかどうかは、健康で生活する為には必須の条件になります。
体の歪みを部分でとらえ、ふくらはぎを揉みましょう、肩甲骨を柔らかくしましょう、血流を良くしましょう、副交感神経を働かせましょうなどと言う健康法もあります、確かにどれも大事な事ですが、重力の影響の中で生活している私たちは、それらに先んじて左右差を取り除くことがまず重要なのです。
そして左右のバランスを回復するとそれらは自然にすべて整うのが人間の身体の治癒力と言うものなのです。
電車の中やホームで立っている時に左右脚に均等に体重をかけて立っていますか?
椅子に座った時にどちらかの膝が前に出ていませんか?
友人や家族と歩く時に常に右側に立っていませんか?
ちょっとご自分の左右にかかる重心を意識して感じてみてください。
そして、もし左右差が感じられたら股関節の矯正の初め時です。
左右の足にかかる重心を均等にできる礒谷療法ベースの整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所
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