マッサージ器の使い方は、ぜひ正しく。

2024年09月16日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【マッサージ器】

 最近のマッサージ器は進んでいるんですね~。

 先日、知人の持っているマッサージ器を使わせてもらい驚きました。
マッサージ器 
↑参考写真です。

 コンパクトなのにダンダンダンと打撃力が強くて気持ちが良かったです。

 昔のブルブル振動するタイプしか知らなかったので、いつの間にかの進化に、浦島太郎でした。

 しかし、そういた効果が高くなると問題になるのがその使い方です。

 実際、当所にも先日「肩が痛い」という主訴で来られた方が「2週間の晩にマッサージ器を使った翌朝から痛みがきつくなった」と言われるので、「どこをやりました?」とお聞きすると・・・・

 やはり!!

 そうなんです、やるべきポイントの全く反対側をマッサージ器で緩めてしまっていたのです。

 つまり、痛みの出ている箇所だけをマッサージ機で緩めてしまったいたのです。

 これは多くの方が犯してしまう間違いです。

歪み メカニズム

 黒い線が曲がっているのは赤い線が縮んだから、という図です。

 さて、この時に黒い線を元に戻すのにはどうすればいいでしょうか?

 そうです、赤い線を緩めればいいんです。

 これを体だとすると、肩甲骨が痛いという場合。

 肩甲骨の痛みは、おとんど前肩により引き起こされています。

 つまり、上の図と同様に前に引っ張る力が働いた結果肩が前に引っ張られ、肩甲骨も前に引っ張られして痛みが出ているわけですから、肩甲骨を緩めたらどうなりますか?

 引っ張られることに抵抗していた筋肉を緩めてしまえば、簡単に前に引っ張られてしまいますよね。

 そして、痛みが増すというわけなのです。

 最近、私のいう事を全く聞かない母が(( ノД`)シクシク…)やはりマッサージ器を購入して同じことをやってしまいました。

 そこで、私はどこを何分やると良いかを紙に書いて渡しました。

 右の太ももの外側3分、左の太ももの外側2分、右の肩の前2分、左の方の前3分という具合です。

 時間の長さに関しては、マッサージ機がどれぐらい効果があるのか良く分からないので、まずは短めからと思い設定しましたが、マッサージする箇所に関しては右脚が長い母の身体を根本的に整える箇所に限定しました。

 これですぐに痛みが取れなくても、時間などを工夫していけば肩の痛みぐらいなら取り除けるのではないかと思っています。

 これは礒谷式力学療法の理論を使っているのですが、このよウニ「どうして、そこが痛んでいるのか?」が分かれば根本から治すことが可能になるのです。

 反対に、その痛みだけ消せばいいや、というような取り組みでは、仮にその痛みが消えても次の痛みや不調の芽を作っているかもしれないのですから、お気を付けください。

    痛みの根本原因から解決できる礒谷式力学療法×CS60の整体院   杉並区・西荻窪 鴨下療法所
                                   杉並区松庵3‐35‐21 03-5938-7713

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