股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2019年02月06日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【椅子に座ると踵が上がる】
是非、座っている時にご自分の足の状態をチェックしてみてください。
この状態は、かなり多くの方が行っている習慣だと思います。
こうした無意識に起こってしまう習慣は、自分の筋肉の状態がそのまま表れて起こるのです。
寝ている時に脚を開く。
椅子に座ると脚を組む。
立っていると右脚に体重をかけることが多い。
シャツの袖は右から通す。
階段は左脚から昇る。
などなど・・・・
この踵が上がってしまう状態は、ふくらはぎのアキレス腱を含む腓腹筋やヒラメ筋という筋肉が縮まり硬くなっているから、自然に起こってしまう事がほとんどなのですが、実はこの習慣を繰り返すことでさらにふくらはぎを硬くするという体のクセの悪循環を作っているので注意が必要です。
では、この状態がなぜ起こるのかと言うと。
①踵が高い靴を履いている場合。
踵が高ければ、それだけ前荷重になりますから、前に倒れない様にスネの裏側の筋肉は緊張して倒れない様にして踏ん張ってくれているから。
②スポーツをやる方。
スポーツは前重心が多くなりますから、やはりスネの裏の緊張は強くなります。
また、膝を内に入れるいわゆるニーインも筋肉を捻じる事により、その緊張をスピードに使うのですが、大腿とスネがねじれることによりふくらはぎは緊張します。
③生活習慣により大腿とスネがねじれている。
④臼蓋形成不全、変形性股関節症、ポリオの方など股関節疾患や麻痺が有る場合や股関節にねじれが強く生じるとその影響でふくらはぎも緊張します。
⑤X脚の方は前重心になり易いのでふくらはぎが緊張します。
(このケースがきわまった状態が『尖足』と呼ばれるつま先しか床につかない状態です)
この様な原因で椅子に座った時に踵が浮き上がり易くなるのですが、このほかにも足の血流が悪くて冷える為に足を上げたいというケースなども考えられます。
では、踵を上げている状態は体にどういう影響があるのでしょうか?
A、ふくらはぎは体液を上半身に送るミルキング作用をしていると言われていますから、筋肉が硬縮していればそうした働きも鈍くなり、体液が脚に滞るので、脚のムクミが起こる。
C、ふくらはぎが緊張しているという事は、脛の前側も同様に緊張しているので、つま先が上がらずにつまずきやすくなってしまうので、高齢者には転倒の危険性も高まってしまう。
かかとという字は漢字で書くと「足に重い」と書きますが、椅子に座っている時も踵に体重が掛かっているのが骨格的に正しい体の状態です。
当所では股関節矯正により骨格を正す事と同時に、その方の身体のクセを治す座り方など生活習慣の指導もしています。
せっかく矯正をお受けいただいても、こうした自分で気づかずに繰り返している生活習慣で元に戻ってしまい、いつまでも根本解決をしなくなってしまうから、徹底的に体を最適な状態にすることを考えるのが鴨下療法所の基本方針なのです。
正しい体のあり方を追求している70年の歴史がある礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並・西荻窪 鴨下療法所
杉並区松庵3ー35-21 03-5938-7713