最近ビンのふたが開けづらくなった

2019年02月05日

西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【瓶のふたが開けられない】

 「最近急にビンのふたが開けづらくなった」そんな経験はありませんか?
 
 ジャムのふたを開けようとしたらなかなか開けられなくて、叩いたり、温めたり、最近は様々な便利グッズなども充実していますから、そういうものを使い問題無く対処されているかもしれませんね。
 
 「ま~年だし、力が弱くなったな~」と思っているかもしれませんが・・・。 

 確かに年齢と共に筋肉は弱くなりますから、自然な事ではあるのですが、それが急激なものや若い型であれば体の歪みのサインかもしれません。

 写真はご高齢の方の左右の手です。
 


 まず写真の黄色の丸、拇指球が膨らんでいる状態に注目してください。
 
 矢印の方向、手のひら側に丸みがふくらんでいます。

皆さんの拇指球はどうでしょうか?

 ビンのふたが開けずらくなっている方は同じように、親指の付け根部分母指球と言いますが、ここが丸くもっこりと膨らんできていませんか?

 写真の方の様な母指球の状態は、手の厚みとは違い親指を曲げる拇指屈筋が拘縮している状態なのです。
 
 筋肉には「今休んでいる筋肉が次の瞬間に使える」「縮んだ時に働く」という大原則がありますから、この縮んだ拇指屈筋が、握力低下の直接的な原因となります。

 つまり、もともと握力30キロあったとすると、筋肉がすでに10キロ分縮んでいれば、差し引き20キロの握力しか残っていないわけです。 

 そしてこの状態の根本原因は「姿勢の悪化による前肩」にあります。

 このメカニズムを簡単に説明しますと、猫背になる⇒前肩になる⇒腕が捻じれる⇒腕の筋肉の緊張で指の筋肉も引っ張られる、という事なのです。

 したがって瓶のふたが開けづらいということは、肩こり、首こりなども同時にあるはずです。 

 ここで再び写真を見ていただきたいのですが右手と左手の親指の前方への出かたには差があります。
 
 右手では親指と人差し指が重なって見えますが、左手では親指と人差し指の間にスペースがあります。
 
 これは右手の指の方が筋肉の緊張が強い事の表れなのですが、こうした左右差はたんに右利きと言うばかりではなく、体の歪みの影響も有ります。

 そうした体からの影響で言うと、この方のように右手の母指球のふくらみが大きい方は左脚が長いのですが、これは他にも表れた体の状態によりおおよそ判別できます。

 もし左脚が長いのであれば、胃腸が弱い、婦人科にトラブルがある、食べても太れない、体が冷えるなどの状態があることが多いです。
 
 不思議に思われるかもしれませんが、この様に脚長差、脚の長さの左右差が体に与える影響はとても大きいものなのです。

 ですから、鴨下療法所ではこうした握力低下をはじめ、腱鞘炎、ばね指など手の症状でも股関節矯正により姿勢を直すことによりアプローチを行います。

 仮に握力低下の改善を目的にご来所いただいても、姿勢から体全体が整えば消化器系、泌尿器系、生殖器系の潜在的,顕在的なトラブルも解消し、将来的に起こるかもしれない未病を解決することが出来るのです。

 特に母指球に緊張があり握力が減退している若い方は将来的にヘバーデン結節、腱鞘炎、ばね指の予防のためにも早いうちからこの問題に真摯に取り組まれることを勧めいたします。
 

  瓶のふたも開けられるようになる礒谷式力学療法×CS60の整体院   杉並・西荻窪   鴨下療法所
                                  杉並区松庵3ー35-21 03-5938-7713

姿勢矯正 西荻窪 整体

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