手話通訳者の方に頚腕症候群が多発している?

2020年07月14日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【頚腕症候群】
 
 最近は放送などでも手話の通訳者の方が同時通訳をすることが増えてきていますが、通訳者は長時間腕を上げて動かすために腕にトラブルが起きることが多くなっていると朝のニュース番組で紹介していました。

 そして、実際に腕が痛まれている男性が紹介されていましたが、椅子に座っている時には膝と膝が離れて、骨盤が寝ている状態でした。
 これは猫背を作る座り方ですから、当然肩関節が前方に出てくる、いわゆる『前肩』『巻き肩』と言われる状態を作ってしまっていました。

 肩関節が正常な位置では無い状態とは、=筋肉に余計な緊張がある状態、です。

 基本的に、筋肉は緩んでいる状態だから次の瞬間に使えるので、余計な緊張が有る筋肉は使うべき時に使えないので、ほかの筋肉の負担を増大させ、さらに筋肉の緊張は骨を正常な位置から引っ張ってしまうので、骨の位置もずれて、その骨についているほかの筋肉も悪影響を受けてしまいます。

 例えば、前肩の人は、お箸を持つ時に肘が上に上がりやすい特徴がありますが、手話通訳をする方も猫背であれば、同じことが起こるので、肘や指も負担がかかり痛みの原因になります。

 これは、前肩の影響で腕に捻じれがある状態のために起こる状態ですから、この状態の人が腕をたくさん使うスポーツなどをすると、テニス肘、ゴルフ肘、野球肘などと同じに肘を壊す元凶です。

 これを防ぎ改善するためには、その原因である姿勢の改善が必須で、決して腕の筋肉だけを緩める様な処置では根本からの解決にはなりません。

 胸郭出口症候群、ひじ痛、腱鞘炎、ばね指、手根管症候群、腕や手に現れる様々な症状はどれも同様の原因により引き起こされます。

 是非普段から、いいい姿勢を心掛けて、多くの方に必要とされているお仕事に頑張っていただきたいと思います。

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