スクワットでは膝が足先より前に出ても良い?

2026年03月31日

西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【スクワット】

「スクワットをする時に足先よりも膝が前に出てはいけないという考え方は古い」という意見に関して私の考えを書いてみます。

この意見は正しいのでしょうか?

当所でも礒谷式の屈伸運動(鍛えたい筋肉に特化したスクワットです)を推奨していますので、このことに関してはきちんと答えなくてはいけないと思います。

では、なぜ今まで膝が足先より前に出てはいけないという考え方が今まで主流で、なぜ最近それが違うということになったのか?

まずここからCyatGPT先生に整理してもらいます。

膝が出てはいけないという根拠は、

👉 理由(過去の教科書的な理論)
膝が前に出ると膝関節の剪断力が増し、膝を痛めやすいという考えが昔からありました。この考えは1970年代の研究などが元になって広まりました。

👉 実際の力学の指摘
膝を前に出さないようにすると、しゃがみが浅くなったり、上体が過度に前傾し、股関節/腰椎への負担が増えるとする報告があります。

👉 エビデンスの限界
過去の「膝前方移動=ダメ」という古い理論は、サンプル数が少ない、方法論が十分でないなどの再現性・科学的信頼性に限界があるという批判があります。

膝がつま先より前に出てもOK

👉 最新の研究・文献レビュー
文献レビューでは、膝を前に出すことが必ずしも膝に害を与えるわけではないとする結論も示されています。むしろ、

膝前方移動を制限すると股関節や腰への力が増える

十分な可動域で行うことで機能的な全身動作に近づくという報告があります。

そして、 実際の膝関節への接触圧や力は生体力学研究では、膝前方移動の仕方によって接触圧や力の分布が変わることが示されていますが、どちらが怪我に直結するかは未解明で、状態や個人差が大きいとされています。

結論・科学的エビデンスに基づく要点としては、膝がつま先より前に出ることは必ずしも悪いとは言えない。
健常者なら「膝をつま先より出してもOKで、自然なスクワット動作の一部」とする証拠が支持されています。
一方で、負担の分布が変わるため、状況によってフォームを調整する必要があるという理解が現代では主流です。

さすが、分かりやすいですね。

では、私の股関節視点の考え方です。

まず、そもそもスクワットを何の目的で行うのか?を考えないといけないと思います。

もし、その目的が健康の目的なら、「膝は足先よりも前に出てはいけない!!」だと思います。

その根拠は太極拳にもあります。

太極拳は長い歴史があり世界で1億人以上の人が実践している健康法です。

その太極拳において「膝が足先(つま先)より出ない」という指導は、膝の怪我を防ぎ、正しい歩法を身につけるためのもっとも基礎的な原則ですが、私はそのおおもとの理由を見つけたと思います。
スクワットの行い方
↑私の習った呉式太極拳の開祖、呉鑑泉老子の塘路。つま先より膝を出すな!股関節で支えないように股関節を緩めろと!力むな!いう注意(ほかにもたくさんの注意点)を守りながら腰を落とすと太ももが燃えるように熱くなりました。ちなみに私は15年通っても脚力が弱すぎて初心者クラスにも入れませんでした。(サーフィン、サッカー、毎日片道1時間の自転車、休日の散歩と脚はそこそこ強いんですよ)

こうした守るべき注意点を守ることにより得られる効果が、武道としてだけではなく健康法としても評価されている太極拳の素晴らしいポイントである『大腿四頭筋のバランス回復と強化』であると私は思います。

つまり、大腿四頭筋を鍛えるためには膝が足先より前に出てはいけないのです。

試しに脚を腰幅に開いて股関節、膝関節を足先より前に出して曲げてスクワット状態になると骨盤が後傾気味になりませんか?

そうすると、大腿直筋が自重により延ばされるような負荷だけで四頭筋全体には負荷を感じなくなります。

足先より膝を出さないと太ももの外側、内側にもしっかりと負荷がかかるのです。

太極拳では骨盤は後継させますが足先より膝を出さないことにより大腿四頭筋に負荷をかけて鍛えることができますし、脚から起こる力を伝えることができるのだと思うのです。

また、骨盤の前後方向の動きは股関節の捻じれに関わってきます。

股関節はもちろん捻じれ方向にも動きますが、その影響などを考えると脚はなるべくニュートラルな状態、つまりねじれがない状態が望ましいのです。

もし、この大腿のねじれがほしくてスクワットを行うという方がいれば、私はおやめになったほうが良いですよとお伝えしたいです。

これは、礒谷式力学慮法が、70年以上にわたり股関節矯正などによる大腿四頭筋のバランス回復で多くの人々の健康回復に実績を上げてきたことでも分かることなのです。

四頭筋のバランスこそが姿勢を作るベースで、さらに良い姿勢が健康な生活に必須だという証明なのです。

四頭筋は強い筋肉ですから、他の筋肉に与える影響が大きいので、四頭筋のバランスが良ければ例えば良い歩き方になり、良い歩き方により他の筋肉もバランスよく鍛えられるという具合です。

太極拳の話に戻すと私の師匠の師匠の方はお若い時に肝臓を病んでしまい、お医者さんにも見放されて自分で何とかしなくてはとの思いで太極拳を毎日6時間も取り組むことでご自分の健康を回復され、さらに太極拳の達人になられたそうですが、私がお会いした先生が80歳代の時でも太ももは恐ろしく太かったです。
(私の先生は太極拳をやる人で脚が細い人は信用できないとまで言われてましたが、先生ご自身も太ももの形が角材のように四角く超太い太ももの持ち主でした)

ですから、特定のスポーツなどで例えばふくらはぎを鍛えたいというような目標があれば膝を足先より前に出せばいいと思いますが、健康目的でスクワットを行うのであれば、膝は足先を超えるべきではないと思います。

結論。

スクワットにおいては、その目的にもよりますが基本は膝は足先より前に出ないほうがよろしい!!

ということです。

また、体の左右差がある場合においては、筋トレは意識的にその歪みを解消するように行わなければ、強い筋肉が強くなりバランスはますます崩れることとなり、体の左右差は増大します。

磯谷式力学療法のスクワットが唯一その左右差を解消するためのスクワットなのです。

脚の左右差、内外の筋肉の強さの差そうした差を解消するようにお一人お一人の状態に合わせて処方するスクワットなのです。

世界で唯一の左右差解消スクワットの姿勢矯正×CS60の整体院

杉並区・西荻窪    鴨下療法所

杉並区松庵3-35-21    03-5938-7713

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