股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2019年08月24日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【渡辺信之師範】
合気会師範であり、礒谷療法の大先輩でもある渡辺信行先生が8月20日早朝ご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
渡辺先生はお若い頃に「なぜ、合気道と言う理にかなった武道を行っているのに膝などの身体を壊すトラブルが起こるのだろう」と常々疑問に思われていたそうです。
ある時、急な雨にあわれて、パッと飛び込んだ本屋さんで偶然と言うか必然ですね、手に取ったのが礒谷公良先生の著書『奇跡の礒谷療法』だったそうなのですが、本を読んだ瞬間に雷に打たれた様な衝撃を受けられたそうです。
「これだ!!」正座の仕方、立ち方、体の歪みは股関節が原因であった!
きっと疑問に思われていた身体のつながり、痛みの正体そうしたものが一瞬で氷解したのではないかと想像できます。
そして先生は礒谷公良先生の元を訪ねられたそうですが、当時はまだ礒谷療法の指導などは一切無かったので、先生は見学と独習で礒谷療法をマスターされて、理論や技術のベースは礒谷式でありながら、日本古来の骨接ぎの技術などを組み合わせてご自身の埼玉県越谷の接骨院で治療も行っていらっしゃいました。
また合気道のお弟子さんたちにも「健康でなければ武道も何もない。まずは健康であるべし」のお考えだと思いますが、礒谷を合気道と合わせてご指導されていらっしゃいました。
私が礒谷療法総本部に勤めていた間にも、先生のお弟子さん3名がドイツから勉強に来られ、ご指導と共に一緒に勉強させていただき現在も親しくお付き合いさせていただいています。
また当所で患者様にお使いいただいております紐の幅も実は渡辺先生の研究の結果から頂いております。
礒谷公良先生の古い本には脚の紐結び用の紐を幅8㎝で自分で作るように作り方が紹介されていますが、渡辺先生は5㎜刻みで紐幅を研究され一般的に一番結びやすく、脚にフィットする幅7.5㎜に決められたそうですが、先生の研究熱心さには脱帽いたします。
私は先生の礒谷や合気道の生徒ではありませんが、多くの示唆をいただき大変感謝しています、先生安らかにお眠りください。
合掌
先生の築かれた礒谷式力学療法渡辺式は、ドイツのクラウスさん、イエンツさん、そして私に受け継がれ後世に残していく所存です。
先生、ありがとうございます。
70年以上の歴史がある礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所
杉並区松庵3‐35‐21 03-5938-7713
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