左右の足の大きさ,長さ、幅が違う 

2019年02月01日

図A

図B




  足の大きさが左右で違う人は実はすごく多いのです。
 靴のサイズで0・5~1・0㎝の差位の方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?(立って壁に踵を付けてつま先の位置を見るとはっきりと確認できます)
 この現象の原因はすべて股関節に問題が有るのです!
 足が長くなるという現象は、体重がかかりずらい脚に起こります。
 股関節が外へ開く癖の強い脚は、足裏から骨盤までの長さが長くなるので、必然的に体重がかかりずらくなり図Aのように体重がかかる時には自然に外側にかかってしまうんです。
 ためしにご自分の足を小指側に曲げてみてください。図Bの右側の左脚のように土踏まずのアーチが深くなり甲が高くなり、幅が狭くなるのを確認していただけると思います。

 反対に左側の右足は、幅が広く短くなっていますね。
 これは、相対的に体重が内にかかることにより土踏まずのアーチが欠落して幅が広がり甲が低くなっているのです。
 したがって足の左右の大きさの差は、足自体で治すのではなく股関節のバランスを取ることにより均等に揃えていくことが根本的な解決策になります。
 履き心地良さだけで中敷きや靴でこの状態の足に合わせてしまうと歪みはどんどん大きくなってしまいます。
 このような足の大きさ自体はそれほど問題視されませんが、これらは歪みの表れなので連鎖的に身体全体の歪みも当然おこっていますから、そのままにしておくのは良くありません。

 この図の様に左足が長い方なら胃腸・腎臓の不調、排尿に問題が有る、便秘・下痢を起こし易い、婦人科の問題、子宮筋腫・内膜症・不妊・生理痛・生理不順・卵巣嚢腫、右目の視力が弱い、右の鼻が詰まる、右の偏頭痛、又整形外科的には右半身のトラブルが起こり易くなります、右肩が40肩、50肩、右手がしびれている、右の首が痛い、左足にモートン氏病・ハンマートゥー、巻爪などの症状に該当は無いでしょうか?

 外反母趾にしてもそうですが、問題をそこだけで見ていると大きな間違いを起こします。なぜ、その問題が起こってしまったのか、その原因を追究し、その原因に治療を施しましょう!!

足の大きさ、長さ、そこから起こる様々なトラブルを根本から解消できる礒谷療法ベースの整体院  杉並・西荻窪 鴨下療法所
  
 

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