短い脚に中敷きを入れてはいけません?

2019年11月26日

西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【中敷き】

以前にテレビの健康番組で身体の左半分に色々な症状が出ている方の足の形の違い、長さの違いを確認して、短い脚の方に中敷きを入れて左右の脚の長さを同じにすると言う方法を紹介していたそうですが、この考え方は西洋医学では、今でも当たり前に行われている方法です。

ですから、スポーツ関係もやはり考え方のベースは西洋医学的な考えで行っているので、この補高を行いますがこれは大変危険な間違いです。

写真の様に高いところを踏んだ足先は内に向き、低い方の足先は外に向くのが自然な身体のメカニズムです。

私は、動物園のサル山でサルが傾斜地でどのように脚を使うかを観察したことがありますが、山側つまり高いところの足先は内を向き、谷側の足先は外を向いていました。

これが股関節のメカニズムの証明なのです。

つまり脚を内にねじると短く使え、外へねじると長く出来るので高低差のある傾斜地での移動ではこのメカニズムにより体の水平を保てるのです。

ですから山側の脚、つまり中敷きや靴底の高い靴などで補高した足先は内にねじられるということです。

礒谷公良先生の発見は『脚が内に捻じれると骨盤の上端から足裏までの長さが短くなる』ということですから、補高すればするほど脚は短くなるということです。

これは補高靴やインソールで脚長差を埋めている方は是非、ご自分で試していただきたいと思います。

厚みの同じ高さの靴で道路などで段差があるところを見つけて長い脚を高いところに置いて歩いた場合と、長い脚を低いところに置いた場合、どちらがフィット感があるでしょうか?

または、痛みがある方でしたら痛みが軽減したのはどちらの場合だったでしょうか?

繰り返しますが、この磯谷公良先生の『股関節が内に向くと脚が短くなる』と言う発見は、先生が膨大な臨床例においてレントゲンを撮影したから分かった事実なのです。

したがって、短い脚側を高くしてしまうという行為は全く逆の『脚を短くする』ことをしていることになりますから、
2センチ短いから2センチ足そうという考え方は、股関節のメカニズムを理解していないと言わざるを得ません。

私が診させて頂いた患者様で「私は股関節症なのだけど、幸いな事に病気が発症してから、痛みを感じずに過ごせてきたのだけれど、ここにきて股関節が痛くなり始めてしまった」と言われて受診された方がいらっしゃいました。

「股関節症で痛みを感じないというのは、本当にラッキーですね。 痛い方は脳天に突き抜けるような痛みだとお聞きしますから・・」と私はお答えしました。

「私は運良く、自分に合った療法を見つけて、痛みはそのおかげで出なかったのかもしれないわね~。 ただここ2年ぐらい脚の長短差が大きくなり跛行(ビッコ)が大きくなってきたので、病院で受診したら脚の短い方の踵が高い靴を勧められてそれを履いてるの」

「それです!!」

「それを今日からやめましょう」

そして、補高靴をやめていただき、矯正をお受けいただくと3回目には股関節の痛みは取れました。

以前ご紹介した話ですが椎間板ヘルニアの中学生に「脚の左右差があるから、長い方の脚を切ろう」と言ったお医者さんの話を書きましたが、補高靴にしても、はじめ2センチの左右差が短い脚に中敷きなどを足すことにより1年後には3センチ、2年後には4センチ、3年後には5センチとその差はだんだん大きくなり、最終的には手術を勧められるようです。

まずは先ほどの自分の体で試してみてください。

段差が見つからなければ、それこそ中敷きを左右交互に入れてみてもいいですね。

この時に少しの差だと短時間で確認するのが難しいかもしれませんから、少し高め2センチぐらいの差があると分かりやすいかもしれません。

そして、補高する考え方が有っているかどうかは時間の経過の中でよく自分の状態を観察してみてください。

股関節症などにしても、きちんとメカニズムを理解して靴を選び、正しい歩き方をマスターし矯正に努めれば痛みなく保存することは十分に可能ですから、希望を持ってくださいね。

股関節のメカニズムを熟知している礒谷式力学療法×cS60の整体院
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