歌舞伎の坂東玉三郎さんは、先代水谷八重子さんから「あなたには生娘は演じられないわね。私は演じれるわよ」と言われたことがあるそうですが、生娘を演じるために必要なものが、何だったか分かりますか?
若さを表現するのに必要なもの、それは股関節の柔軟性だったそうです。
たしかに、小学生低学年頃の子供たちの歩く姿を見ていると柔らかいですよね~。うらやましくなる柔軟性ですよね。
その柔らかさの起点が股関節で、股関節が柔らかいから骨盤もプリプリ動き、骨盤が動くから体幹、上半身すべてのパーツが連動して動いているのです。
反対に体が硬いと、やはり年を感じてしまいます。
体が硬いということから起こるマイナスは・・
- 筋肉が硬縮している為に骨と骨を繋ぐ関節の動きが小さくなっている…出来る運動が少なくなってしまう、動きにスムーズさが無くなる
- 筋肉の拘縮で骨と骨の位置がずれる…猫背、へバーデン結節、O脚、X脚
- 筋肉の拘縮で神経を圧迫する…ほとんどの病気の原因、麻痺、痺れ、痛み、食欲が無い⇒元気が無い
- 筋肉の拘縮で血管を圧迫する…免疫力の低下、冷え、血行障害によるヒビ、アカギレ、顔色が悪い
- 筋肉の拘縮でずれた骨格により内臓が圧迫されたり下垂する…胃下垂、子宮脱
- 筋肉の拘縮で乳腺を圧迫する…乳がん、乳腺炎
これらが、股関節を起点にして起こるトラブルですが、この他にも猫背から前肩になり呼吸が浅くなり疲れが抜けない、などということも起こります。
こうしてみてみると、やはり筋肉、体が硬いのは若さと対局になってしまいそうなのが分かりますね。
ただ、ここで早とちりして股関節を柔らかうする為に開脚などしてはダメですよ。
股関節は全動関節と言い全ての方向に動く関節ですから開脚方向ばかりストレッチすれば、たちまちO脚、猫背へまっしぐらです。
まずは自分の股関節がどういう状態なのかを良く理解して必要なストレッチと同時に弱い筋肉を強化しないとバランスは良くなりません。
股関節に必要なのは、バランス、強さ、柔軟性なのです。
股関節のバランス、強さ、柔軟性を全て向上できる礒谷式力学療法ベースの整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所
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