三位一体の矯正法で根本から健康回復!

2021年07月09日

 当所でお勧めしている磯谷式力学療法の自宅矯正法の合理性と効果の高さを説明いたします。

 まず「膝抱え運動」ですが、これにより股関節を柔軟にします。

 股関節は人間の体で最大の関節で、その周辺には最強に筋肉群がありますから、体を整えようと思えば、まず股関節、何はなくとも股関節を整えなければ根本的な肉体改造はなしえないのです。

磯谷式力学療法 西荻窪整体 西荻窪股関節

↑ 膝抱え運動=柔軟にする

 そして、股関節周りの筋肉が柔らかくなったところで、いい状態の癖付けを行うのが「腰枕矯正」です。

 腰枕を行う時には必ず脚をひもで結んで行いますので、これも股関節のストレッチにもなっていますが、10~15分という長い時間を行う理由は靭帯までストレッチして、骨格の矯正をするためなのです。

磯谷式力学療法 西荻窪整体 腰枕

 この矯正により脊柱の生理曲線が回復するのです。この腰枕の入った状態で立つことができればほぼ理想的な姿勢になります。

 つまり・・・・

磯谷式力学療法 西荻窪整体 猫背矯正 姿勢が悪い

 黄色線がピシッと1本通っています。耳たぶと肩先が揃うと、頭の重さをか体が受け止めてくれます。肩先と股関節の外側が揃うと上半身の重さが骨盤に乗ります。そして、ひざの外側、外くるぶしが揃うと骨盤の重さが脚から足、そして地球へとつながり、体のどこにも余計な筋肉の緊張が無くなる訳です。

 したがってこの腰枕矯正は=良い姿勢の癖付け、と言えます。

 そして、緩めて、癖付けた骨格を固めるのが「屈伸運動」なのです。

 屈伸運動は英語で言えば、皆さんご存じのスクワットですが、中身と目的が全く違います。

 例えば私なら『左脚の腸脛靭帯や大腿筋膜張筋を緩めて、内転筋群を鍛えたい。右脚はバランス的に腸脛靭帯、大腿筋膜張筋を少し緩めて、内転筋群も少し鍛えたい。それにより腰椎の前弯度をアップさせ、特に右肩を後ろに引きたい』こんな事がこの運動一つで可能なのです。

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 上の写真の方も左脚が長いので、左足先を少し後ろに引き左に多く負荷がかかるようにして、踵をそれぞれ外に開き逆Vの字を作りO脚を矯正しています。これが内転筋スクワットです。足の位置を固定して鍛えるべき筋肉、ゆるべき筋肉を特定して運動が出来る!!

 ほかにこうしたコントロールができる運動、体操有りますか?

 私もいろいろ勉強してきましたが、これほど合理的に体を整えるものを他に知りません。

 ただこの「屈伸運動」は諸刃の刃で、うまく行えば最高なのですが下手に行うと反対に体を壊してしまうので、私は患者様にきちんと指導させていただく他にこの運動をお伝えしていません。シンプルな運動なのですが、それだからこそ体を使う癖が出てきてしまうので、そうしたことを確認、修正しながら覚えていただいているのです。

 このスクワットで脚の筋肉を作り変えなければ、骨盤を支えるのは脚の筋肉なんですから骨盤が安定するわけはないのです。

 骨盤矯正、背骨の矯正、いいのですが脚の筋肉はとにかく強いので、直立2足歩行で元に戻されるロスが大きいのです。

 したがって、この屈伸運動でいい姿勢、体の良い状態を固定化させるわけです。

 全体の流れを繰り返します。

 緩める⇒癖付ける⇒固める

 それでも、長年行ってきた体を使う癖はなかなか抜けないので、意識をしないと、これだけ行ってもまた元に戻ってしまう可能性が高いのです。

 特に股関節疾患の方やいわゆる難病の方などは、そうした状態になってしまったほど、体の癖が強いともいえるので、徹底的に日常生活の体の使い方を意識して改善しなければなりません。

 この生活習慣の癖直しは次回で・・。

 体の癖を根本から取り除き健康を回復できる磯谷式力学療法ベースの整体院  杉並区・西荻窪  鴨下療法所 

 

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