断食慮法で有名な西式医学の甲田先生の推薦文をあらためて。

2020年01月20日

断食先生、青汁先生、小食先生と呼ばれ多くの方に愛された故甲田光雄先生は、生前西医学で理解できかねた股関節の問題について故礒谷公良先生と連絡を取り、股関節と体の歪みの問題をさらに深く理解されたようです。

 その辺のいきさつは先生の著書「断食療法の科学」(春秋社刊)や「背骨の歪みは万病の元」(創元社)に書かれていらっしゃいます。
 今日は当所のホームページでも紹介しています断食療法の科学から抜粋してみます。

 (股関節の)脱臼ではなく、ほんの少しのズレが有る場合は、本人もそれに気づかず、また専門の医師に診てもらっても、わかりません。多少のズレが有るのですから、これに亜脱臼または不全脱臼とか副脱臼と言う名前を付けてもいいのです。
 
 このような、ごく僅かではあるが股関節が正常なはまり具合になっておらない人が、実ははなはだ多いのです。 
 大体10人のうち、9人までが、厳密に言えば股関節の亜脱臼を起こしているとみて間違いありません。 
 この股関節の不全脱臼については、礒谷良公先生が長年よく研究してこられました。 
 そしてこの不全脱臼を治すことによって、脊柱の整正もまた可能になり、したがって、万病が治癒に向かうとい「礒谷式力学療法」を創始しておられます。

 さて、どのように脊柱が曲がるかと言うと、骨盤に左右高低差が有れば、その骨盤に直立している脊柱は必然的に傾斜せざるを得ません。
 しかし、それでは上体は左または右の方に傾いて直立できないのです。 
 それゆえ、脊柱はその骨盤の傾斜をうまく調整して直立できるように途中で湾曲するわけです。 
 しかも、脊柱が左右どちらかへ湾曲する場合、骨盤の傾斜の度合いとか、体形に応じてその人特有の湾曲の仕方を取ります。
 そして、この湾曲と、前後のネジレの一番大きく影響する椎骨が副脱臼を起こしてきます。 その結果、その部分の椎間孔を狭め、脊柱神経を圧迫し、色々の病気の原因になってくるわけです。

 骨盤を左右正しく揃えておくことを忘れては何にもならないわけです。 ましてや、カイロプラクチックとか指圧整体術などで、脊椎骨の矯正を業としている人が、その狂いがどういう原因で生じたか、そしてその狂いを矯正するにはどうしたらよいかを指導してやるのでなければ、単なる整骨商売になってしまうでしょう。 
 世間一般には、こういうことが往々ありまして、無知な患者さんが、一年も二年も、整骨医のもとに通っているのを見聞します。

 さすが甲田先生ですね。
 整体院等に長年通ったけど、結局その場限りだった、と言う話は良く聞きます。
 それでは年齢とともに起こる肉体の老化で、悪化していくしかなくなります。
 今年こそ、根本から問題を解決してみよう!そういう強い意志がある方ならこの礒谷療法は100%結果を出してくれます。

    問題に二人三脚で取り組む礒谷療法ベースの整体院 杉並区・西荻窪  鴨下療法所 
 

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