股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2023年12月22日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節整体院・鴨下療法所です。【ウォーキング】
先日ある患者様とお話をしていると「私最近は朝ご飯の後にウォーキングをしているのよ」とお聞きしました。
何でもテレビの情報番組で、朝食後にウォーキングするのが良いと勧めていたからだそうです。
そこで、朝ご飯の後にウォーキングするのが良いと理由を検索してみましたら・・
◎糖分が脂肪に変換される前に使いきれるから、ダイエットに良い。
◎朝食後に歩くと、一日中血糖値を抑えることが出来る。
◎脳への血流を促進して一日頭がすっきりして、仕事や家事の効率が上がる。
このような観点から朝ごはんを食べてから歩きなさいという事らしいですね。
ご飯の後すぐに歩くと良いと言う方は「親が死んでも食休み」というような格言は知らないのでしょうね。
食事は食べたら終わりではありません。
食べたら体はその食べ物を分解、同化して体に取り込む、この一連の働きが食事なのです。
そのためには胃をはじめとする消化器官に血を集める必要があるから、その間は他に血を使わないようにしようというのが食休みの意味です。
どれぐらいの食休みが必要かは、その食べ物により消化・吸収にかかる時間は変わりますので調整する必要が有りますが、例えば食パン、バナナで2時間以内、バターや肉類になると12時間必要と書かれています。
ですから、軽い食事の後の激しい運動でしたら食休みは2時間程度、ウォーキング程度でしたら個人差と食事の内容にもよりますが、健康を考えるなら1時間はしっかりと休みたいところだと思います。
この方は、最近は冷えてきているので食事で体を温めてから外に出たほうが血圧にも良いと思われてもいたので、私はこの方に「でしたら歩く前は暖かい番茶に梅干しやしょうがを入れたもので体を温めて礒谷式力学療法の屈伸運動でウォーミングアップをしてから歩き、帰って来たらタンパク質を含めたバランスの良い食事をとられたらどうですか」と提案いたしました。
大谷君やクリスティアン・ロナウドなどのスポーツ選手は朝ごはんに大量の卵を食べることが知られていますが、少し体を動かしてタンパク質は美味しいし、運動の30分以内のたんぱく質は筋肉を修復して強くしてくれると言いますから、この順番の方が何倍も体に良いと思います。
また歩く時間帯の話では、朝日を浴びての散歩は最高に気持ちが良いし、一日のリズムをしっかりと体に刻みホルモン生成、ビタミンⅮ生成を促す朝がウォーキングのベストタイムだと思います。
こういう基本を外して、ダイエットなどを行っても長期的に見て体を壊してしまったりすれば元も子もありませんので、お気を付けくださいね。4
歩き方の指導も含め、健康全般の回復を考える礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所