ダルビッシュ選手の体調不良の原因を読み解く

2024年01月29日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【ダルビッシュ選手の体調不良の原因を読み解く】

 

 私は良く知らなかったのですがダルビッシュ選手は4年前に体調不良に見舞われて大変な苦労をされていたのですね。

 また、昔から腰、肘、膝など故障に苦しんできたんですね。

 この動画はある患者様が教えてくれたのですが、この時のダルビッシュ選手の体調不良がどのようなものだったのかを抜き出してみました。

 1、軽いパニック発作のような感じ

 2、息苦しい感じ

 3、脚が棒のようになる

 4、イライラする

 5、初めは腕がだるく疲れが抜けない状態、肘周辺が痛む

 この様な症状が出ていたそうです。

 この動画をアップしたのが2019年11月なのですが、この時はほとんどよくなっていると言われています。

 で、この時の動画には上半身しか映っていませんが、その状態を見ると不調だった原因が想像出来ました。
ダルビッシュ選手 不調 整体

 まず、体の状態から説明しますと顔が右に傾いています。

 そして、体幹も右の肩・胸が下がっている状態ですから、右骨盤高位であることが分かります。

 

 この状態は、まさしく礒谷式力学療法要図の右脚が長いパターンと同じになるのです。

 なぜこの状態になってしまったのか?

 それは右投げによるものです。

 右投げをすると左脚を軸にして体幹を左回転で投げますから、左脚に骨盤が乗り過ぎてしまうことにより、右脚に骨盤が乗らなくなるためなのです。

 野球は右投げ、右打ち、そして塁間を左回りに走るという右脚が長くなる動作が顕著なのです。

 そして、礒谷式力学療法の理論ですと右脚が長いと呼吸器にトラブルが起きるのですが、以前にもこのブログで紹介しました通りパニック発作は呼吸器のトラブルから起こると考えていますので、まさにダル選手の症状、軽いパニックと、息苦しさが起こる説明になります。

 そして、ここからは私の想像ですが、多分ダル選手の筋肉は非常に柔らかい良い筋肉なのだと思うのですが、体が柔軟であるというのは両刃の刃で、悪い姿勢などをするとダメージが大きくなってしまうのです。

 ご本人は「この時の不調はトレーニングのやり過ぎではなかったか?」とおっしゃっていましたが、だとすると筋肉が疲れて復元力が低下している時に疲れて悪い姿勢でぐたっとした、柔らかいベッドで寝てしまったなどの体の状態を悪化させる姿勢をしたために、体の歪みが増大してしまったのではないかと思うのです。

 姿勢の歪みは初めは整形外科領域で始まりますから、右骨盤高位及び猫背系の歪みで肩が前方へ転移して腕、肘の痛み、そして股関節転移が脚への血行不良を起こしたと考えます。

 そして、歪みの次のステップが神経の圧迫ですから、自律神経失調症的な症状が出たのでしょう。

 とくに歪みによるせなかのきんんちょうが交感神経が刺激され、イライラしたり、睡眠が浅くなる、食欲が無くなる、呼吸が浅くなる、排便がスムーズでなくなる、と体ばかりではなくメンタルまでが悲鳴を上げている状態になってしまったのでしょうから、その状態で野球と言う肉体労働をしなくてはいけないのですから、さぞつらかったことであろうとお察しいたします。

 もし当所でダル選手に施術するとしたら、まず右股関節をしっかりと元の角度に股関節矯正し、骨盤を水平にして脊柱を垂直に戻します。
 それにより前方転移した肩関節も元に戻り、肘に生じている捻じれも解消させていきます。
 体全体にたまっている疲労物質除去を目的にCS60で体全体をこすって仕上げをして、正しい姿勢、正しい歩行及び肉体改造のための体操の説明、指導を行わさせていただきます。

 柔らかい筋肉をただ柔らかくする危険性を考慮して、筋トレも必要な部位に関して頑張っていただき安定した状態作りのお手伝いをさせていただきます。

 お体に気を付けてますますのご活躍を!!応援しています。

     自律神経失調症的な症状、パニック症にも効果抜群な礒谷式力学療法×CS60の整体院
           杉並区・西荻窪 鴨下療法所  杉並区松庵3ー35-21

 

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