股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2026年01月23日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【直立二足歩行】
『直立二足歩行の人類史』ジェレミー・デシルヴァ著 文藝春秋刊 を読みました。

古人類学者の著書により最新の知見などが書かれたとても面白い本でした。
私も歩行を研究する学徒のはしくれとして、人類における二足歩行を多角的に知りたくて読んだ本です。
こうした類人猿から人類が分岐して進化した歴史とそれにまつわる研究者たちの発掘作業やその分類研究作業などのお話が大変興味深い本でした。
そもそも、人類がいつ直立二足歩行を始めたのか?
私の知識が相当古かったということも分かりました。
私の知識では、猿人類、原人類、旧人類と言った分類でしたが、現在では猿人類から現生人類までをも含む広義の人類は「ホミニン」と総称されているんですね。
そして「ホミニン」と類人猿とを分ける特徴こそが直立二足歩行で、最古の「ホミニン」の化石はサヘラントロプス・チャデンシスで約700万年前のものなのだそうです。

↑これは「ルーシー」と呼ばれる アウストラロピテクス・アファレンシスの復元頭骨。約320万年前の化石です。
つまり私たちの骨格は直立二足歩行に適した形になるために700万年進化して現在に至っているということですよね。
ですから、重要なポイントは私たちの体は歩くために作られているということです。
そして、直立二足歩行をしなくてはいけなかったのは長距離移動のための運動効率が良いためだったそうですから、やはり私たちは歩く動物なんです。
というか、歩かないとダメなんですね。
少し前に読んだ『歩く マジで人生が変わる習慣』にも書いてありましたが『健康になるために歩くのではなくて歩かないから病気になる』ということがこの長い進化の歴史を見ると明らかになります。

↑こちらもすごく良い本でしたよ。
私たちは歩くために生まれたようなものなんですが、ここ100年位で自分が歩かなくても食べるものが手に入り生活が出来てしまうように生活様式が一変してしまっているわけですが、何百万年もかけて手に入れた体の構造が100年足らずの新しい生活様式に合わせて変わるなんてことが起こるわけがないのです。
そうです、私たちの体はいまだに1日2万歩ぐらいを歩いて移動するような構造を与えられているのが、こうした科学的な研究から分かるわけですね。(2万歩というのは狩猟採取生活において必要な歩数の目安らしいです)
しかし、最近では歩きすぎは良くない、1日5000歩で十分とかいう説をまことしやかに唱える人がいますがそうした人たちの根拠はこうした科学の前には、どうして?です。
それはいきなり歩きすぎては良くありませんし、正しく歩けなければかえって体を壊す事にもなりかねませんが、問題は歩き方、の問題で歩く量の問題ではありません。
ここで言う正しい歩き方とは、筋肉をまんべんなく使い疲れずに長距離が歩けるような歩き方の事を指します。
歩けるようになってから、少しづつ歩くようになりほとんど休みなく歩いていれば、そうした正しい歩き方に自然になると思うのですが、途中で歩かないような日が続くと筋肉が弱くなり正しい歩き方には意識しないと戻らないようになってしまうのではないかなと私は思っています。
また、この本の中で面白かったのは人類は直立二足歩行するのに適した縦長の骨盤を手に入れたために産道が狭くなり出産が大変になっている、という話です。
太古の昔には、出産の大変さより、食べ物の獲得が優先されたということかもしれませんが、いつも時代でも女性にとっては「出産を楽にしてよ」という声が聞こえてきそうですよね。
この本を読んで、やはり温故知新は歩行にも必要だと痛感しました。
正しい歩き方を指導する姿勢矯正×CS60の整体院
杉並区・西荻窪 鴨下療法所
杉並区松庵3‐35‐21 03-5938-7713

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