A様 変形性股関節症・脊柱管狭窄症・・股関節・骨盤矯正で歩きも少しづつ良くなってきました。

2020年04月22日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【変形性股関節症】

 A様は60歳代 女性 荒川区在住の方です。
 臼蓋形成不全で、小学5年生から寒いと坐骨神経痛があり、30歳代から股関節にも痛みが出るようになっていたそうです。
 どうしても痛みが有る方は痛みから逃げようと歩きに癖がついてしまうものですが、初めて来ていただいた時には歩き方が独特で足首だけでピッ、ピッと外に蹴るように歩かれていましたし、脚長差から起こる上半身の左右への揺れ、跛行も目立つ状態でした。

 この動画撮影時は矯正開始から1年ぐらいたった時のもので、この骨盤歩行の練習、習得により脊柱管狭窄症による間欠歩行は無くなっている状態でした。

 

  1.  動きにも左右差があり硬い感じですね、右脚に体重が落ちてしまう跛行感もまだ少し残っています。
  2.  左右の足先が開いています。
  3.  骨盤歩行はできてはいるのですが、体幹で腰を回している状態です。
  4.  1歩1歩に骨盤、体重がしっかりと載るという状態ではありません。

 ポールを使い、ゆっくりと歩いていただいていますので上の動画との比較は難しいのですが・・・。

  1.  体幹で無理に骨盤を出すのではなく、自然に骨盤が出るようになっています。
  2.  足先がまっすぐになってきました。
  3.  股関節に緩やかさが出て骨盤が自然に脚に乗ってきました。

 現在は見ていただいても上半身のブレ、跛行は完全に消失し体重移動、脚の運びなど総合的にあと少し、と言うところまで来ていると思います。

 変形性股関節症に関しては手術によらない保存をすると決めていらっしゃいますので、私もしっかりとお力になれるように考えています。

歩く動作には色々な要素がありますので、そうした注意点を全部いっぺんにやろうと思うと混乱して一歩も脚が出なくなってしまいますから、毎回1つづつ課題を設定して練習していただいています。

この動画ではポールを使用して片脚、片脚に骨盤を乗せる課題に取り組んでいただいています。

 この課題により、歩きに安定感が増し、体軸が安定することにより、脚の外側にかかる負荷が減少し脚の外側に起こる痛みや負担が無くなります。
 また骨盤が動くことにより体幹が柔らかく使えるようになると更に良いなと言うのが狙いです。

 ゆっくりと動くことにより、正確に課題を行うという方法は太極拳の練習メソッドを参考にしています。

 コロナウィルスで自宅で過ごすことが多くなっていますから、時間を気にせずゆっくり、じっくりと取り組んでいただけるといいなと思います。

当所では、股関節・骨盤矯正をお受けいただくと同時に自宅での体操、生活習慣の指導、そしてこのような歩行指導をセットで行っています。

変形性股関節症の方の歩行リハビリも行える姿勢矯正×CS60の整体院
杉並区・西荻窪 鴨下療法所
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