アシスト付き自転車で気を付けるべきこと

2025年02月11日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【自転車】

 自転車マンガで有名な『弱虫ペダル』の登場人物の中でも個性的でうちの家族にも人気なのが巻島先輩っしょ。
坂道のスペシャリストで、登坂をお尻を上げてハンドルを左右に振る独特なダンシングと呼ばれるスタイルで登坂をグイグイ上る姿がかっこいいっしょ。(文末に『っしょ』を付けるのが巻島スタイルっしょ)

 この巻島先輩が坂を上る時に踊るようにお尻を上げて自転車を左右に振り、さながらダンスをするように登攀します。

 私もきつい坂だとお尻を上げることにより踏み込む力を増加させようとします。

 このお尻を上がる行為によりなぜパワーアップするのでしょうか?

 それは、筋肉を万遍なく使い疲れを予防するためと体重を使った踏み込みが出来るからとAIちゃんが答えてくれましたが・・・

 このお尻を動かす事により、より使えやすくなるのが内転筋群です。

 片側の骨盤を前に出して内ももの筋肉を十分に使いぐっと踏み込む時に内ももに張り感を感じるのではないでしょうか?

 徒歩で坂道を上る時にも内転筋をよく使いますが、自重を坂の上に引っ張り上げるという行為にはこの内転筋の働きが必要なのです。

 この内転筋群は、太ももの内側にあり太ももの外側からお尻につながる外転筋群と拮抗関係にあります。

 そして、ほとんどの方はその外転筋群が内転筋群より強いために骨盤が後傾していわゆる猫背になっています。

 そして、骨盤が後傾していると悪循環的に内転筋群が使えないのです。

 ですから、坂道を上る時に頑張って内転筋群を鍛えるという意識が大切なのですが、電動アシスト付き自転車ではこの登坂こそ楽に登れてしまいますよね。

自転車でなう転勤を鍛えられるのは『漕ぎ出し』の時と『登坂』の時。

 という事は、どちらもアシストの恩恵を最大に受ける時。

 ということは、電動アシスト付き自転車は内転筋がほとんど使われない、使えないということです。

 しかも、骨盤を後傾するような悪い姿勢で乗っていれば二重に内転筋群が使えないという事に!

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 ↑ハンドルとサドルの関係でこんな風に骨盤寝てると、どんどん猫背に!

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 ↑ロードバイクの選手は骨盤を立てて、背中を丸めるという姿勢を取ります。背中は丸まっていますが骨盤は寝ていないのです。

 私の地元は坂が多いので、小さいお子さんを乗せて幼稚園や保育園に送迎するお母さんたちにはこの電動アシスト付き自転車はとてもありがたい乗り物だというのは分かります。

 ですから、お休みの日などに一生懸命歩いたりして脚の筋肉のバランスを回復することが健康維持にとても大切です。

 そもそも、自転車で使う筋肉には自重を支えるという負荷がかかっていないために、健康で暮らすためにはやはり歩くなどの自重が脚に掛かった運動が必要だと思います。

 また、ただ歩くだけではなく、正しく歩くということにも意識を向けてください。

 脚の外転筋群と内転筋群を万遍なく使う歩き方が正しい歩き方になりますから、骨盤が動かない歩き、下を見たりスマホを見ながらの歩き、踵の高い靴での歩き、などではバランスを崩しますからご注意ください。

    脚の筋肉のバランスを回復する礒谷式力学療法×cS60の整体院  杉並区・西荻窪  鴨下療法所
                 杉並区松庵3ー35-21  03-5938-7713

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