草引き・家庭菜園、腰は大丈夫ですか?

2021年04月03日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【草引き】
庭仕事 草引き 草むしり 腰痛

 暖かくなり、家庭菜園や花壇など庭仕事を楽しむ方も多いと思います。

 私も、実家の前庭を借りて小さい菜園などを楽しんでいます。

 しかし、当所の患者様からも時々聞くのが庭仕事をすると「腰が痛む」というお話です。

 まず、ほとんどの場合そうした痛みが出てしまうのは猫背による腰への負担です。

 いけない姿勢のパターンとしては

  •  背中を丸めている
  •  膝と膝が離れている
  •  上半身が前傾しすぎて、膝に体重がかかっている
  •  左右の股関節の開きが不均一(開きやすい方が開いている)
  •  骨盤が前方へ出ている方へ進んで仕事をしている

 こうしたことが意識をしなければ、腰や膝に負担をかけて痛みを起こしていると思われます。

 したがって、私がお勧めしたいのは「正座作業」!!

 膝と膝を付け、骨盤を立てて、背骨を丸めないで座り作業するのです。

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 これは例えば畑を耕す等の作業では無理ですが、草むしりでは体の負担を大きく減らせます。

 あとは、なるべく上記の行ってはいけない姿勢のパターンを行わないようにすること、行ってしまった後に体の修正体操を行いフォローすることにより、庭仕事を楽しみ続けることが出来ます。

 

 

「左右の股関節の開きが不均一(開きやすい方が開いている)」と「骨盤が前方へ出ている方へ進んで仕事をしている」は、同様の原因なので一緒に説明します。

 ほとんどの方に、股関節に左右差があり、それが脚長差を生じさせています。

 この見極め方は、体重が常に乗ってしまっている方が、股関節の開きが少ない=短い脚、という法則になります。

 具体的には・・・

  •  歩きだしのはじめの一歩
  •  階段を昇るはじめの一歩
  •  靴、靴下を履く時のはじめの足

 これらで見つけてください。

 つまり、体重が乗っている脚ははじめの一歩にならないので、体重が乗っていない=股関節が開いている=長い脚という理屈です。

 この左右脚長差は、すべての行動のアンバランスにつながります。

 体重が乗っている方の脚が軸になるので、例えば右脚に体重がかかっている左脚が長い人は、右回りをし易く、左から一歩を踏み出し易く、作業中正座をしても左の膝が出ている、こうした動作の偏りの繰り返しが腰痛の原因になります。
(ただ、骨盤が前方へ出るクセは、基本的には長い脚側になるのですが、スポーツや仕事の習慣等で脚が長い=骨盤が前方へ出る、とは言えないので、さらに椅子に座った時にどちらの膝が前に出ているかも確認して、もし逆になっていれば左右均等位に動作を行ってみてください)

 したがって腰痛予防としては「正座は膝を離さず、長い脚側に進み、長い脚側に回転するように草引きを進める」ということになります

農家さん 家庭菜園愛好者には4,5月は夏野菜の準備など忙しい時期ですから、ご自分の身体が痛くならない様に注意して頑張ってください!!

全ての動作にアドバイスが出来る姿勢矯正×CS60の整体院
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