甘党と辛党が血管へ与える影響?

2023年09月04日

 西荻窪駅から徒歩3分の根本バランス回復の整体院・鴨下療法所です。

 今日は、西医学の創始者、西勝造先生の全集11巻 人生医談 (柏木社刊)71ページで面白い記述を見つけましたので書いてみたいと思います。

 それは、甘党と辛党が体に及ぼす影響です。

 私は、お酒は好きなのですが残念ながらあまり飲めません。
 分解酵素をあまり持ってないとみえ、少し飲むと顔が真っ赤になり、心臓がバクバクしてきて眠くなります。
 そして、それ以上飲むと気分が悪くなり、貧血が起こることもあるので、若い頃は強くなりたくて頑張って飲んだのですが、最近は適量を軽くたしなむ程度に楽しんでおります。
 それに対し、甘いものは強いので、私は完全に甘党です。

 さて、本題です。

 そもそも、西医学では「グローミュー血管をしっかりと働けるようにすることが健康に必要」と言っています。
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 このグローミュー血管とは、吻合部において毛細血管の動脈が運んだ血を細胞に供給し、静脈で老廃物などを回収するという機能のバイパスとして働く血管のことだそうです。

 この辺は私は、血流が最大良くなるようにすれば良いのね、とかなり大雑把に理解しています。
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 で、甘党の人のグローミュー血管は消失、軟化、萎縮していると言っています。

 フキやミカンの皮を砂糖漬けにすると繊維が糖分により溶けてしまうのと同様だという事です。

 そして、辛党の人のグローミュー血管は硬化、変質、解放しているそうです。
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 結論として先生は、甘党の人は糖尿病系、辛党の人はダウ脈硬化症系、両党の人は中風系と分類をし、そうならないためには生食、温冷浴、裸療法によりグローミュー血管の蘇活させるべしと言われています。

 温冷浴に関しては以前にご紹介していますが、裸療法は全身の皮膚呼吸を活性化させ、血液が浄化され、毒素排泄を促すそうです。詳しくは西先生の著書などでご確認ください。

 やはり、現代人は美味しいものに囲まれて暮らしていますから、自分の好きな食べ物、飲み物が増えてしまいがちではありますが、健康に過ごすためには少し意識ていな生活習慣も必要という事ですよね。

 特に最近私が意識しているのは(時々守れてませんが(*_*;)、甘いものはなるべく早い時間に食べるという事です。

 甘いもの、糖質は体を動かすエネルギーなので夜寝るだけの状態で摂取すると肝臓が働かなくてはいけなくなるために、体が硬くなるそうです。(東洋医学でも体の硬さは肝系と関係と言われています。)

 そして、筋肉の硬さは血管や神経の圧迫をしますから、そこからも様々な疾患の引き金を作ってしまうのです。

 甘いものもお酒もどちらも中毒性がありますから、少しづつ体の優しい習慣作りに取り組んでみてくださいね。

   体の機能を十分に引き出す礒谷式力学療法×CS60の整体院  杉並区・西荻窪  鴨下療法所

 

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