股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2022年07月20日
続いております。
5回目の質問は「立っているとき、歩いているとき、ふと足元を見ると、つま先が外側を向いている。まっすぐ前を向いていなくても大丈夫でしょうか」という質問に。
「生まれつきの股関節の構造上、つま先が外を向いているという人はいるので、昔からそうなのであればほとんどの場合問題ないかと思います。最近そうなったという人は、股関節の内旋させる筋肉が低下してきている可能性ががあります。股関節に痛みがなければ股関節由来の問題ではないでしょう」
これも、なかなか。
犬や猫の4足歩行動物を見てください。
だいたいの動物も足の向きは進行方向に対して真っすぐですよね。
もちろん先天的にそうではない人もいらっしゃいますが、ごく少数ですし、そうした方々もできれば真っすぐにした方がいいと思います。
礒谷公良先生の症例では、内反足で足が真後ろに向いていた方も股関節矯正で180°向きを変えて足先は正面を向いています。
足先がまっすぐなのは、歩いた時の体重移動を円滑に行うために、もともとそのようにデザインされているからです。
足底の重心の理想的な流れ方は踵から着地して、やや外側から土踏まずを巻くように親指側に移動して最後親指側に抜けるのが理想的ですが、足先が開いていたら踵の外側に着地して極端に親指側に圧が移動してしまいます。
上のイラストが正しい重心移動で、下が足先を開いているときの重心移動のイメージ図です。
1、偏平足になる・・・足の裏の疲労感、タコやウオノメができやすい、疲れやすい、長く歩けない、ねん挫しやすい、水虫ができやすい、
2、外反拇趾、巻き爪になる・・・拇趾の靭帯が緩むためのトラブル、足の指を巻き込むような圧力による爪の変形
3、膝痛、股関節痛・・・足先が開き膝が内に入れば股関節もねじれ関節痛の原因になる
こうしたことの起こるリスクが高まるのです。
かといって足先の開きを意識で直そうとすると膝が内に入ってしまうので危険です。
足先の開きの修正は股関節から行いましょう。
足先の開きも根元の股関節から直せる礒谷式力学療法の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所