ストレッチボードの効果的な使い方

2026年01月12日

西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【ストレッチ】

ストレッチボードという商品をご存じですか?

ふくらはぎをストレッチするための健康器具です。

 ふくらはぎが硬いと夜中に足がつったり、足が冷えて眠れないなんてことも起こりますから、こうした器具で筋肉をほぐして血流を良くしたいと考える方も多くいらっつしゃいます。

一時期テレビ通販でも盛んに宣伝していたので、ご存じの方も多いと思います。(最近がどうなのかはよく知りませんが)

ストレッチボードでふくらはぎのストレッチ

↑これが鴨下療法所で必要に応じてお客様にお勧めしているふくらはぎのストレッチに使用している器具です。器具の右の赤いパーツの中央にかかとのすべり止めストッパーがついているのですが、それを外しています。

確かに、ふくらはぎが硬くなっている方は多いので、この器具を使うと気持ちいいのですが、その割に浸透していないと思いませんか?

これは、その使い方の指導に問題があると私は思います。

実際つい最近、あるお客様がこのストレッチボードで股関節の外側からお尻にかけて痛みが残ったと言われました。

どうして、その痛みが起こったのかお話を聞いてすぐにその原因が分かりました。

これは、実に多くの方が間違えてしまうポイントなので、今回ストレッチボードの正しい使い方を説明いたします。

それにはまず、なぜふくらはぎが硬くなる、疲れる、つるなどが起こるのか?

その原因を考えないと、いわゆる対処療法、その場はいいけれど状態が根本から良くならないばかりか、かえって症状が悪化することになりかねないからです。

これが、このストレッチボードを販売する人たちも理解していないからこの器具の正当な評価が妨げられていると思うのです。

で、その原因です。

それは、『前荷重』です。

体重が体の前面に多く掛かっているから、ブレーキの働きとしてふくらはぎ側の筋肉が疲れて、硬くなり、夜中の筋肉のつりになってしまうのです。

そして、その前荷重の原因は色々あります・・・

1,O脚から骨盤後傾になった為に歩く時に上半身を前に曲げないと歩きにくくなっている場合・・・高齢者に多く見られる歩き方ですね。また、シルバーカーや杖の使い方を間違えていて前傾姿勢で歩いている方も多くお見掛けします。

2,踵の高い靴を履いている場合・・・これも多いです。やはり世の中は圧倒的にO脚の人が多いので、骨盤後傾から後ろ重心になるのを踵の高い靴で重心を前に移動させ歩きやすくさせる狙いがあるのは分かりますが、靴に頼ると自分の筋肉のバランスはますます悪くなってしまいます。私は以前からベアフットシューズの様なゼロドロップというつま先と踵に高低差のない靴をお勧めしています。

3,おなかが出ている人・・・私も気を付けないと、なのですが妊婦さんやおなかが出ていると体の前後のバランスをとるためにどうしてもお尻が後ろに引けて上半身が前傾しますので、1の理由と同様にふくらはぎに負担がかかります。

4,股関節が内転・内旋している方、特に股関節に疾患がある方・・こうした方々は骨盤が前傾していますからどうしても前重心になります。

上記4点に共通している前荷重の状態は、骨盤が後ろに引けてしまっている状態ですから、ストレッチをする場合、その引けた骨盤まで正しい位置においてストレッチをしないと、原因を悪化させてしまうことがあるのが最大の注意点なのですが、ほとんどこの認識が無く使用してしまうのではないかとおもいます。

これを写真で解説すると・・

ストレッチボードによるふくらはぎのストレッチ

 ↑骨盤が後ろに引けた状態の方がこの器具に乗ると、上の写真(少々オーバーにやってますが)のように骨盤を後ろに引いてふくらはぎを伸ばしてしまうのです。この姿勢により股関節はますますねじれが強くなります。

 そこで、鴨下療法所でお勧めしているのは、このリスクを防ぐために壁を使ったストレッチをお勧めしているのです。

ストレッチボードでの正しいふくらはぎのストレッチ

 ↑このように器具を壁につけかかとを壁につけた状態で、膝を伸ばしてお尻をつけて、その上の背骨の部分を下から順番に壁につけるようにして、背面のストレッチを全身に好影響が出るように考えています。

 ですから、このような状態になれば効果が期待できるので、こうした器具が無くても例えばつま先側を5センチ上がるように本などを置いてこのストレッチを行えばよいわけです。

本を使ったストレッチボードで脚の冷え解消

 ↑本を置く場所は足の幅の一番広くなる当たりから置いたもののの上になるような位置にして足を真っすぐに載せてください。

 

 ただ、気を付けていただきたいのは足が冷えたり、夜中に足がつるのは前述した原因が有るからですから、その原因を根本的に解決しなければこうしたストレッチは一過的なのにすぎないということです。

 

 ここで、はじめにストレッチボードで痛みが出てしまった方の間違えた点について説明します。

 それはお客様が使われたストレッチボードは、踵のストッパーが取り外しができないタイプのものだったのです。

 この患者様は股関節に癖が強いので骨盤を後ろに引かない生活習慣をお勧めしていたのですが、うっかりされてしまったのです。

ストレッチボードの正しいくない使い方

 ↑当所のストレッチボードのストッパーは廃棄してしまっているので、代わりにかかとの後ろに本を挟んでストッパーが有る状態を再現しています。かかとが前に出ている分骨盤が後ろに引けてしまっているのが分かると思います。

 このように、健康のために良いと思って行っているストレッチや体操でも、専門家の私から見るとかえって悪くしていると思うことは世の中に多く存在します。

 ですから、それはどうして起こった問題なのか?

 根本的にどうすればいいのか?

 なかなか、素人の方がそれを考えるのは難しいことではありますから、お何か新しい健康法などを始める時は、まず少し行い変化をじっくりと観察してじょじょに増やしていくことです。

 そして、少しでも悪い方の変化が有ったら中断して様子を見て再開して様子を見る。

 2回続けて良くない結果があるなら、多分それは間違っている、自分に合っていない、回数が適切ではない、やり方を勘違いしているなどが考えられますから専門家に相談するなり対処してください。

 鴨下療法所では、今現在なたが行っている健康法などがあなたの股関節・骨盤に良い影響があるのか、悪い影響があるのかまで判別できますから、ご心配のある方は是非ご相談ください。

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