猫背の弊害・・・首への負担から

2019年10月21日

 猫背になるという事は背骨全体に影響が起こります。
 
 猫背が起こる理由は、股関節の開き過ぎにより骨盤が後傾するから起こります。
 そして人間は基本的に重力の影響の中で二足歩行でバランスを取り生活をしなければなりませんから、骨盤の後傾で重心を前後で調整する必要から猫背は起こっているのです。
 
 そして、その上にのる胸から首にかけては、その人の身体の部分の筋肉の強弱や、生活習慣などで、歪み方に個人差がでます。

 背中が後ろに丸くなる、いわゆる典型的な猫背になる人もいますし、胸のあたりの筋肉が強く首だけが前に出る方もいます。

 さらに猫背の方の首に関して言えば、前後のバランス上、首の湾曲が大きくなる過前湾と言う曲がり過ぎの状態か、反対に全く曲りが無いストレートネックの2パターンがよく起こります。

 どちらにしましても、場所は違えど首周辺の筋肉に余計な負担をかける事は同様です。

 そして、その緊張は血流を阻害し、神経を圧迫しますから本当に様々な影響を体に引き起こします。
 
 肩こり、首こりなどから始まり、筋肉の緊張性頭痛、頸椎ヘルニア、頚部神経根症候群、後頭神経痛、腕・指の神経痛、胸郭出口症候群、頚腕症、眼精疲労、不眠症、入眠障害、声枯れ、顎関節症、蓄膿症、頭・首回りのトラブルの総てに関係していると言っても過言ではありません。
 更には合わせ技で、この首の緊張に食事の不摂生や、ストレス、睡眠不足などが合わさり血のクオリティー、血流に問題があると、くも膜下出血、脳梗塞、アルツハイマーなど非常に恐ろしい疾患の原因にもなるのです。

 したがって、姿勢を治す事は全身の疾患、痛みを根本から治すことになるのです。様々な治療や健康法を試して効果を感じなかった方、自分で何とかしなければまずいとお考えの方、将来を不安なく迎えたい方、当所の股関節矯正を始めてみませんか?

                  首の問題を根本から解決できる礒谷療法ベースの整体院  杉並・西荻窪  鴨下療法所