がんと猫背の関係

2019年10月15日

 新潟大学の故安保徹教授も「猫背は呼吸を抑制するだけでなく、血流障害を起こし、内臓を圧迫します。そのため、腹部内臓のがん、乳がん、子宮がん、前立腺がん、大腸がんの原因になる可能性がある」と言われています。

 猫背がすでに楽になっている人は、長い時間をかけて猫背になる筋肉を鍛えてきたので、その姿勢でいる事が楽なように感じてしまいますが、とんでもありません。体には物凄いストレスを与えているんです。

 安保先生が言われるまでもなく、猫背になれば内臓は物理的な圧迫を受けますし、さらに背中側では自律神経が圧迫を受けているのです。自律神経は各臓器の働きを司っているのですから、その根元で神経を圧迫をすれば臓器の働きもおかしくなってしまいます。
 自律神経はイラストのように背骨から両側に当該臓器に向かって伸びています、もし内臓に不調が有る方は試しにご家族などにその自律神経が出ている背骨のわきを押してもらってみてください。

 イタ気持ち良いか、痛いのではないでしょうか?

 そして、安保先生が言わるように呼吸の問題も重なります。たくさん空気を吸うためには胸の前側の筋肉が胸腔を広げる必要が有るのに、猫背の人の胸の筋肉は硬く縮んでいるので胸腔が広がらず空気をたくさん取り込めなく、さらに横隔膜の緊張も猫背で起こるのでしっかりと空気を吐くことも出来にくくなっているのです。

 さらにダメ押し! 筋肉の緊張による血管の圧迫で血流が悪くなっているのです。

 体への悪条件が、これだけいっぺんに揃ってしまうのが、猫背なのですからガンだけではなく他の殆どの疾患の原因になっていると考えられます。

 未病を防ぐため、又は現在お困りの疾患を根本から治すために今日から、猫背改善に勤めましょう!!

                       猫背を完全に根本から治す礒谷療法ベースの整体院 杉並・西荻窪 鴨下療法所
  

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