西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【顔の傾きと体の歪み・・・姿勢矯正】

　先日、ある患者様から「『奇跡の礒谷療法』読んだけれど、顔の傾きが逆の人もいるの？」

　そうなんです。

　逆に曲がるパターンもあるのです。

　では、なぜ顔が曲がるのか？

　右脚が長い人のケースで説明いたします。

　長い右脚が直立した時には、右脚の長さが右骨盤を押し上げます。
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　すると骨盤の上に載っている背骨は左に曲がります。
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　そのままですと、上半身は左に倒れてしまします。
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　そこで、背骨は反対の左に曲がり、重さのバランスを回復させようとします。

　これが背骨の側弯の正体です。

　ですから、右脚が長い人の顔が右に傾くことが多いのですが、その人の運動、生活習慣、あと下あごの歪み、歯列矯正などや股関節の捻じれの影響で、反対に顔が傾く方もいらっしゃいます。

　私は、そのメカニズムを背骨の弯曲の回数であると礒谷療法要図から読み解いていますが、礒谷先生はこれに関して詳しい説明は残されていないと思います。

　つまり、背骨の弯曲が奇数回、1回、3回で起きている方の顔は右に傾く。

　背骨の弯曲が偶数回2回、4回で起き起きている方の顔は左に傾く、という事です。

　基本的には、頭の重さと上の奇数回で起きるパターンの方が多いと思います。

　と言うのは、例えば上の図のように右脚が長い人の場合、短い左足に体重が掛かりますが、その時に頭まで左にあると体はかなり左に傾くので体の負担が大きくなるからです。

　それでも、反対に曲がるケースでは、脊柱の側弯に捻転、捻じれが加わっていることが多いのではないかと私は考えています。

　しかし、左右どちらにしましても首が曲がっている状態は頭への血流阻害が確実に起こっているという事ですから、脳梗塞、くも膜下出血などの頭部のトラブルは本当に怖いですし、頭部のアンバランスは斜視、鼻中隔の曲がりによる副鼻腔炎、顎関節症と様々なトラブルの火種となっています。

　他にも礒谷式力学療法の右脚が長い要図には、起こりうる様々なトラブルが書き込まれています。

　もし、写真に写った自分の顔が右に曲がっているようならこの図で確認してみてください、色々な相似点が見つかるのではないでしょうか？

顔の傾きも根本から解決できる礒谷式力学療法×CS60の整体院　　杉並区・西荻窪　鴨下療法所　　杉並区松庵3ー35－21