根本療法に取り組むと・・・

2019年06月10日

 故礒谷公良先生は初め脳梗塞の後遺障害や小児マヒの方々の跛行(ビッコ)の治療に取り組まれていましたが、股関節の左右差が無くなると胃痛が治った、肩こりが治ったという報告が多数集まったために研究を股関節から全身に広げて礒谷療法を作り上げられました。

 例えば、左偏頭痛、左鼻づまり、左肩こり、不整脈、右膝正面痛などは右脚の股関節がきちんと元通りの角度に収まれば自ずから治っていくのです。こういう例は他にも「椎間板ヘルニアで矯正を受けていたら蓄膿症が治った」「右変形性股関節症による脚の長短差を治していたら左膝痛が治った」など。体の歪みの原因を治しているんですから当たり前といえば当たり前なんです。

私がこれまで直接患者様からお聞きしたこうした体験は・・・

①椎間板ヘルニアと同時に蓄膿症が治った ②腰痛を治していたら不妊症が治り子供を授かった ③変形性股関節症の痛みが取れたらパニック障害が治った ④がんの代替療法として取り組んでいたら腱鞘炎が治った ⑤膝痛が治ったら水虫も治っていた ⑥変形性股関節症の治療をしていたら脊柱管狭窄症が治った ⑦頭痛を治したら肩こりも治った ⑧先天性股関節脱臼の脚長差を無くしたら肩こりが治った ⑨膝痛を治していたらひじ痛が治っていた ⑩肩こりを治しに来たら冷え性が治った ‥等

 思い出すままに書いてみましたが、こうした事例は枚挙にいとまが有りません。これがその痛みや不調の部位だけで治療していたらこうした事はまずおこりません。

 体は有機的な一つの塊です。部位をパーツと考えずに、全体のバランスの中でとらえる事が大事なのです。その中でも単純に重力による影響、つまり力学的な視点を外しては、色々な良い治療をしても無駄になる事が多いのです。
 
 あまり枝葉にとらわれずに、木の根、幹にあたる、脚、骨盤から体を整えてみませんか?様々な治療法でもうまくいかなかった痛みや不調、疾患。原因が分からない痛みや不調でもおおもとを整える事により、血流が良くなり、神経の圧迫が取り除かれれば、あとは自分の持つ自然治癒力で勝手に治っていくのです。

 自然治癒力を最大限引き出す治療法 杉並・西荻窪 鴨下療法所 

 
 
 

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