紐結びの意味・・・足の冷えもその日から改善

2018年12月15日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【脚の紐結び】 

 当所では、紐で脚を結んで就寝していただくことを推奨しています。 

 よく「紐で脚なんか結んだら血が止まってしまうのでは?」とご心配いただくことがありますが、そんなことはまったくありません。
 
 この方法は、礒谷療法の創始者である礒谷公良氏による「どうしたら就寝中に起こる股関節のずれを防ぐことができるか」という研究から生まれ、以後70年の長きにわたって多くの方が実践されてきた方法ですから安心して行っていただくことができます。

 
 また、「寝返りをすることで体が整うのでは?」というご質問をいただくことがありますが、これも全く根拠がないでたらめです。 

 と言いますのは、私は二人の娘が小さい頃に寝相の観察を行い実際に確認したから言えることです。
 
 娘は二人とも右の股関節の開きが強いため右脚が長いタイプなのですが、就寝中多くの時間を右の股関節を開いて寝ていました。
 
 もし寝ている間に身体が整うのであれば、左脚を開くか右脚を閉じなくては左右の差はなくなりません。 

 しかし、実際にはそんなことは起こりません。

 寝ている時だけではなく、人間の体の使い方は意識を介在させなければ、基本的にその人の持つ筋肉の強弱の関係そのままに使っているのが事実なのです。

 例えば、腕が捻じれている人なら、椅子に座っている時に手のひらが上を向きます。

 こうした事は体中の筋肉で起こっているのです。

 

 ですから、例えば左脚の長い人が寝ると・・・・

 左脚を開く、上に重ねるという寝姿になってしまうわけです。

左脚が上になり開く


左脚が開く


左脚が上に重なる


うつぶせの時左脚が開く


 

 

この様な癖を毎晩、毎晩繰り返すことで体の歪みは大きくなり、痛みや疾患につながっていくわけです。

 そこで、紐の出番です!!

3本の紐で脚の3つの大きい関節(股関節・膝関節・足首)がまっすぐに


 

 このように左脚の股関節が開き気味で左脚が長い人の場合、上の写真のように紐で両脚をしっかり結ぶことにより左の股関節を開こうとする硬い筋肉のストレッチをしている状態になるのです。

そして、このストレッチにより歪んでいた骨盤、左側が前方、上方に引っ張られた緊張が取り除かれることにより、骨盤が水平になり、脊柱が垂直になることにより、例えば腰痛や肩こり、頭痛が消えていくわけです。

 また、体が整えば当然血流も改善されますから冷え性も改善し、呼吸も深くなります。
 
 結んだその時から脚がポカポカして、脚が温まることにより夜中のトイレの回数が減る、血流が良くなることにより疲れが取り除かれる、眠りが深くなり夢を見ず気持ちよく眠れるなどの好結果も期待できます。

 これだけ単純な方法で、体に良い事ずくめの健康法です。

 しかも、忙しい人にこそおすすめなのが寝ている時間の有効活用ですから、あえて時間を作る必要もないと来ているのですから、やらない理由がありません(^^♪
 
 
 実際の紐の結び方は↓の動画でご確認くださいね。

 寝ている間にストレッチ!脚の冷えもぽかぽかする礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並・西荻窪  鴨下療法所
                                     杉並区松庵3ー35-21 03-5938-7713

姿勢矯正 西荻窪 整体

↑お問い合わせ、ご予約はこちらからも。


 
 

カテゴリー: