股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2021年12月21日
以前から何回か書いてきましたが、もう10年以上もお付き合いをさせていただいています心療内科のオボクリニックの於保院長先生はメンタルに与える体温の影響を非常に重要視していらっしゃいます。
先生がお若い頃、精神科の入院病棟に行かれた時に患者さんたちが大量のアイスコーヒーを飲まれているのを不思議に思われたそうです。
その時は「なんでこんなにアイスコーヒーが好きなんだろう」という違和感を覚えられたそうですが、その後の臨床経験でその理由が分かったと教えてくださいました。
それは『体の芯が冷えると、体の表面を暑く感じる冷え火照り(ひえぼてり)を起こすから、冷たいものを欲っする現象』だそうです。
あまり聞きなれない言葉ですが『冷え火照り』を起こすと、本人は暑く感じるためにアイスコーヒー、アイスクリーム、冷たいビールで体を冷やしたくなるそうです。
同様に、体が暑く感じているのでお風呂ものぼせるから嫌いになるそうです。
体の芯が冷えているのに、冷たいものを大量に摂取し、シャワーで済ませて、さらにあまり運動も行わないと体はどんどん冷えてしまいます。
そしてメンタルの不調でお薬が増えると、ますます体は冷えるそうです。
於保先生はそうした方々にいかに体を温めるかの指導もされていらっしゃいます。
私も先日のブログでパニック障害と体のゆがみの関係で、パニックを起こす方は右脚が長いと書きましたが、体のゆがみとは筋肉に余計な緊張があるということですから当然血管の圧迫による血行不良=冷えも関係していることは明らかです。
もし、メンタルが不調で冷たいものが欲しくなるような状態であれば、まずはしっかりと冷え対策も行うことをお勧めします。
体を温めて心も温める礒谷式力学療法ベースの整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所