脚を組んだら、どうなるのでしょうか?

2021年09月08日

脚を組む 骨盤歪み 西荻窪整体 礒谷式力学療法  
 先日、某女性誌を見ていたらPC作業で長時間椅子に座っていると、疲れるから脚を交互に組みましょう!と言うアドバイスが紹介されていました。

 とんでもありません!絶対に組んではダメなんです。

 そもそも、どうして『脚を組む』という行為がなぜ必要なのでしょうか?

 これを脚組の習慣のある人はよく考えてみてください。

 答えは「組んだほうが楽だから」ではないでしょうか?

 もし、ハリウッドセレブっぽいから、というような理由なら、すぐにやめたほうが良いです。

 まず脚を組むと、その瞬間に骨盤、背骨が決定的に歪むのです。

 繰り返しますが『脚を組むことは骨盤が歪んでいるから脚を組みたくなる』だけの話なんです。

 脚を組んでいるところを後ろから見たところです。
脚を組む 側弯症 骨盤の歪み 磯谷式力学療法 西荻窪整体

 右脚を上に組んでいますが、赤線のように右の骨盤が高くなり、体重が左に掛かっています。背骨はまず左に弯曲してそれからバランスをとるために右に弯曲します。

 これはレギュラーな状態なら右脚が長い人が行いたくなる脚の組み方なので、このように組んで座る習慣がある人は、喘息などの呼吸器のトラブルや循環器にトラブルが起こりやすくなっています。そして、このように座ることにより体をますます歪めているわけです。(イレギュラーな状態では股関節の転移が少し複雑になっている方は反対になることがあります)

 反対に左脚を組む人は婦人科、消化器、泌尿器のトラブルを自ら作っていることになります。

 脚を組むところを正面から見てみましょう。
脚を組む 側弯症 磯谷式力学療法 西荻窪の整体

 このように組むと、右骨盤が前に出るために股関節において捻じれが生じてしまいます。

 そして、その捻じれにより脚の血行は著しく阻害されますから、冷え性、むくみなどの不快な症状を引き起こしてしまうのです。

 私も以前は右脚を上に組み座り方をしていましたが、これは剣道で右脚が常に前に出る癖がついていたので、左脚が長いのにもかかわらず右脚を上に組むイレギュラーな座り方が落ち着きが良かったのですが、これにより体全体がに捻じれてしまっていました。

 ですからその当時は、頻繁にぎっくり腰を繰り返し、腱鞘炎、消化器の不調が常にありました。

 背骨の歪みから、へそも右に寄っていましたが、この整体法に出会いへそも体の中心になり、体の不調も良くなり、今は脚を組みたくなりません!

 脚を組む習慣がる人、組みたくなる人、お気を付けくださいね。

  脚組もしたくなくなる礒谷式力学療法ベースの整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所 

 

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