股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2023年03月20日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【歩き方】
動物としての、人間の肉体的な武器は何でしょうか?
コブシによるパンチ、噛みつき、蹴り、体当たり、投げる。色々な格闘技を思い浮かべるとこんなところでしょうか?
でも、動物としてと考えるとゴリラやクマのパンチにはかなわないですよね。
噛みつきもライオンやトラ、サメなどと比べるとひ弱い。
体当たりもカバなどは相当やばいらしいですよね。
投げると言っても像みたいな重たい動物には効かないし・・・
生き物界で見ると、人間の強さって、ホント道具の発明とか頭の強さですよね。
しかし、原始時代、まだそうした道具の発明も進んでいない時代に人間がどのように生き残ったのか・・・
それを考える時に、思い出すのが『人間の進化の歴史は負けること』と言う話です。
まず、陸上で哺乳類が進化、分化して様々な動物などが誕生します。
その中で、肉食獣は強い牙や爪をもち弱い動物を捕食します。
捕食されてはかなわないですから、人間の祖先は初めは木の上で生活していたそうです。
その頃は木の実を食べていましたが、のんびりな子たちは木の実にありつけません。
生存競争に負けた子は、仕方なく周りにいる虫などを食べるようになります。
虫はタンパク質で栄養価が高いので、それを食べた子たちは実を食べていた子たちより体が大きくなり生き残ります。
そしてまた、その中で虫をうまく取れない子たちが現れます。
生存競争に負けた、その子たちは猛獣がいて捕食されるかもしれない危険な陸上に降りて、小動物などを捕食するようになり生き残り、その子たちが人間の先祖になったという説です。
このストーリーだと、生存競争に負けて活路を見出した子たちが結局一番生き残り進化したという事になりますよね。
そしてここからが本題になりますが、危険な陸上生活において牙や爪、強いしっぽさえ持たない人間は追われれば逃げ、捕食するためにひたすら追いかけることが出来たことが唯一の武器だった、と想像できます。(その後に武器などの道具を発明するわけですが・・・)
という事は「正しい歩き」とは「長く歩けること」に他ならないと言えるのではないでしょうか?
そして「長く歩けること」とは「疲れないこと」ですから、遅筋を使い有酸素運動による歩行であり、なおかつ脚の筋肉を平均的に使い特定の筋肉を疲れさせないことが「正しい歩きである」と考えるに至りました。
これを、科学的に証明するために東京大学において共同研究に参加させていただき、どのように証明できるかを先生方と話し、まずは陸上競技におけるパフォーマンス向上で証明できるかを実験しました。
東京大学陸上部の長距離選手のスピードを上げることが出来るか?
出来ました!!
被験者に行っていただいたのは、2週間に1回の施術を受けていただくこと。
紐で脚を結んで寝るストレッチ、脚の筋肉バランスを柔軟にする体操とバランスを整えつつ鍛える体操で3か月後に効果が確認できたのです。
スピードが上がるということは運動効率が良くなったということですから、正しい走行に近くなったと言えると思います。
歩きでも確認したいところですが、どれだけ歩けるかを計測するのは時間もかかるのでなかなか難しそうですが、走行は歩行の延長線上にあると思いますので、当面この方向から研究を進めたいなと考えておりますし、陸上部のコーチの方にもご興味をお持ちいただいたので今後の課題にしたいと考えております。
正しい歩き方が出来る=健康と考える姿勢矯正×CS60の整体院
杉並区・西荻窪 鴨下療法所
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