股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2023年04月14日
暖かくなってきたせいか、早朝からランニングで汗を流している方が増えていますね。
今朝も自転車で通勤中に多くのランナーを見ましたが、今朝はベアフット・サンダルで走っている方を何人かお見掛けしました。
私も三鷹のハイカーズデポさんでゼロシューズと言うベアフット感覚のシューズを購入して散歩に愛用しています。
ベアフッドサンダルとは、ほとんど裸足に近い状態で走るためにそこがごく薄く、軽量に作られた走るためのサンダルです。
では、靴の底が薄いと何が良いのでしょうか?
一般的には『ほとんどはだしで走っている状態になるので、自然な体の使い方になり着地が踵から土踏まずの真ん中、つま先に変わり、より自然な走り方になり、アフリカの高名なランナーと同じ走り方になる』と言われているようです。
私は、ランナーではありませんし、競技の専門家ではないので別の視点からそこが平らで薄いものを患者様にお勧めしています。
まず、底が薄い靴のメリットは、歩き方が悪いと痛みが出て教えてくれることです。
そしてフラットな底は体重移動を自分の筋肉で行えるので筋肉のバランスが良くなるところが良いのです。
底が厚くクッション性が良いと悪い走り方や歩き方をしても衝撃を吸収してしまい、痛みがなかなか出ないので、いざ痛みが出た時には故障が進行した状態まで進んでしまう事が多いのが心配されるのです。
また、クッション性が良い靴は、例えばその人が前荷重になる股関節の癖がある人の前荷重を助長してしまうのです。
当所に来られる方でも、癖のある靴で膝や股関節を痛めている方が実に多いのです。
ですから、私はそうした方々に薄底でフラットな靴をお勧めしているのです。
そして、良い靴を選んだら今度は実際の走り方となるわけですが・・・。
私が書きたいのは『健康になるランニング』と『競技としてのランニング』は違うのではないかと言う事なのですが、少し長くなりましたので次回に続けます。
走りも歩き方も科学的に取り組む礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所