股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2019年05月02日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【大股歩き】
ここ何年か大またで歩くのが良いという説が流れて、はやっていますね。
テレビなどでも紹介されているので当所の患者様でもやっていたという方が何人もいらっしゃいましたし、公園で一生懸命大股でウォーキングにより汲んでいらっしゃる方もよくお見掛けします。
要するに筋肉をいっぱい使えば筋トレになるしエネンルギーを使うからダイエットにも良いですよ、というのが根拠だとおもうのですが、とんでも有りません。
歩く時の歩幅には個人差があり適正な歩幅があります。
それを無視すると股関節を開く筋肉を多く鍛えてしまい、脚全体の筋肉のバランスを失調させます。
プロスポーツ選手のように筋肉をバランスよく鍛えている方なら、大股でも正しく歩けるのですが、私たち一般の人間が大股歩きをすると、太ももの外の筋肉を多く使ってしまいますので・・・
歩けば歩くほどO脚になるわけです。
当所では大またで歩くのをお勧めするのはO脚の反対のX脚の方のみですが、それにしても適正な歩幅が有ります。
変形性股関節症、臼蓋形成不全の方の中にはX脚系の方がいらっしゃいます(健常な股関節の方との比較で)から、大またで歩くと、痛みが消える事があります。
しかし、これは繰り返しますがX脚系だからはまった歩き方なのです。
病院などのリハビリではこれを理解せず変形性股関節症の方すべてに大また歩きを推奨するところもあるようですが大変危険な間違いです。
また、これが実は大問題なのですが人間には股関節・脚に左右差が有るという事実なのです。
つまり、例えば私は左脚が長いのですが、それは左股関節が右股関節より開きすぎているから起こる脚長差と言われるものです。
この脚長差とは単純に脚だけの長さを言うのではなく、骨盤の転移までを含めて起こる事なので骨盤の上端から足の裏までの長さの差となるのです。
ですから、私は目をつぶってまっすぐに歩くと自然に左脚の一歩が大きいために右に曲がっていってしまいます。
こうした体のクセを理解しないで大股で歩いたら、歩けば歩くほど脚長差は大きくなるばかりなのです。
ですから、大またで歩くよりきちんと正しく歩く方が何倍も大事です。
歩き方は健康の基本です、当所では股関節矯正・骨盤矯正と共に歩き方や、座り方も繰り返し説明させていただきますので、だんだんと良い習慣が身に着けられます。
変形性股関節症、股関節脱臼の方も通う礒谷式力学療法×CS60の整体 杉並・西荻窪 鴨下療法所
杉並区松庵3‐35‐21 03-5938-7713
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