股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2021年08月07日
これが先日、患者様の足の甲の痛みを速攻で取り除いた、鴨下療法所特性の秘密テープです。
と言うのは、冗談で答えは「結露テープ」です。
では、その種明かしをしますが、なぜ足の甲が痛くなるのでしょうか?
これは、磯谷療法の理論図の足の部分の抜粋ですが、向かって右の足は長さが長くなっていますが、これは長い脚側において体重が外側にかかるために土踏まずのアーチが深くなるために甲が押し上げられて、細長く甲高の足になるのです。
さて、先ほどの結露テープで足の甲痛が治った方は、矯正を終えられ玄関でお見送りをしていたら、「最近、甲が痛いことがあるんだけど、この靴を履くようになってからの気がするのよね~」と言われました。
見るとおニューの某有名メーカーのスニーカーで、一見問題はなさそうでしたが、脱いでいただき中敷きを外すと、「やっぱり!」
靴の中が外に少し傾斜しているのです。
これは、ほとんどの人がO脚で外過重なので、少し外傾斜にすると履き心地が良いからという理由で行われている悪しき習慣です。
中高年が良く履くウォーキングシューズの有名なメーカーのものでも、同様の事例がありましたし、傾斜はしていなくても土踏まずに大きめのパッドを入れることも同様に、足を入れた時のフィット感抜群なのですが、長く履くと甲の痛みのほかには外反母趾の痛み、ひざ痛などほかの個所がトラブることもあります。
そこで解決策ですが、中敷きの裏の外側に結露テープを張ったのです。
つまり、外傾斜している靴の中敷きの外側を持ち上げて足の裏がフラットになるようにしたのです。
結果はバッチリで、それ以降甲の痛みは起こっていないそうです。
運動選手が、競技で最高のパフォーマンスを出すための靴と、私たち一般人が普段履く靴では目的が全く違います。
私は、脚の筋肉を万遍なく使うために、靴はなるべく底が薄く、平らなものをお勧めしています。
歩き方、靴のアドバイスも受けられる磯谷式力学療法ベースの整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所