頬杖をつくことが本当の体の歪みの原因ではありません。

2019年04月15日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【体の歪み】

 よく、体の歪みの原因として、頬杖をつくこと、噛みクセによる顎のズレ、などが言われることがあります。

 しかし、よく考えてください。

 そうした、左右差のある体の使い方がなぜ起こったのでしょうか?

 この先をよくよく考えないと、体の歪みの本当の原因は見えてこないのです。
 
 実は、そうした体の使い方の癖が生じるのは、多くの方の場合『歩き方』や『座り方』によります。

 この二つの動作は、運動などをほとんどやらない人でも毎日行います。

 しかし、どちらの動作も誰かに習うことはほとんどないと思います。

 それぐらい当たり前に行う動作ですよね。

 西医学の西先生によれば『お母さんのお腹の中にいる時は子宮の形である球形に胎児も自然になり、誕生すると重力の影響下で直立二足歩行できる形に成長をする』と言われています。

 赤ちゃんは体を丸めているのでO脚なのですが、二足で直立するためにX脚系に骨の形を変えながら成長し、最終的には脚が真っ直ぐになっていることが理想なのですが、あぐらをかいたり、横座りをしてしまったり、決定的にまずいのが写真のような椅子に腰かけると骨盤を後傾させてしまうことです。
 これによりO脚が進んでしまうのです。

 さらに、歩き方です。
 歩く時に足先が開いていたり、骨盤が動いていないことにより使う筋肉が不均一になり、歪みは決定的なものになっていきます。

 したがって、体の歪みを正すということは、こうした座り方、歩き方を変えないと根本からの問題解決にはならないのです。

 そしてそうした基本動作を改めるためには矯正により硬く強い筋肉を緩めて、正しい運動により弱い筋肉を鍛える必要が有るのです。 

 ここで、例えば机に右ひじをつき手のひらを頬骨にあてる癖がなぜ起こるかを具体的に考えてみます。

 まず、右ひじをつく姿勢自体は右重心で椅子に座っているから起こり易いです。

 それは、左脚が長く重心が短い右脚側に掛かりやすくなっているからなのですが、そうすると歩く時には左脚からスタートして左の1歩が大きくなっているものなのです。
 これを繰り返すことにより体の歪みは決定的なものになってくるわけです。

 また、右の手のひらを頬骨に合ているということは顔を左に押し付けることですから、これも左脚が長くて左骨盤が高いから顔自体が左に傾いていることにより、それがフィットするという状態になっているのです。
 さらに言えば、右頬骨は左頬骨より高いので押し上げられるのが自然に感じてしまっているのです。

 噛み癖に関しても、左脚が長い人は左側でものを噛むことが多いので、あごのずれもそれを繰り返すことでさらに歪みが堅調になるわけです。

 ですから、体の癖は『初めに股関節・骨盤のクセありき』なのですから、体の癖を直すということは体自体のバランスの回復で行わなければいけないということになるのです。

   体の歪みの根本の根本から整える礒谷式力学療法×cS60の整体院   杉並・西荻窪 鴨下療法所
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