猫背、ストレートネックの本当の治し方とは? ②

2022年11月01日

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 ここで正しい猫背、ストレートネックの治し方は・・・その前になぜストレートネックになるかのおさらいです。

 加齢で脚力が弱くなる、運動不足、歩き方が悪い、椅子の座り方などによる生活習慣が悪いなどの理由により脚の筋肉のアンバランスが生じる。
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                      骨盤が後傾する
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 骨盤が後ろに倒れたことにより上半身が、背中を丸める、肩を前に突き出す、顔を前に出すなどで体の前後のバランスをとるように転位する。(猫背の発生)
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この時に、腰椎の前弯が消失するので背骨全体に弯曲が無くなってしまうのがストレートネックが起こる原因です。

 したがって、ストレートネックの治し方は・・

 

猫背を治すことが根本解決なわけですから、脚の筋肉のバランスの回復と生活習慣の改善の二本柱で取り組まなければ治るわけがありません。

 首だけまっすぐに伸ばしても、それは一過的なものでかえって体全体のバランスは崩れます。

 脚の筋肉が骨盤、背骨を含む上半身を支えるのですから、これは当然ではないでしょうか?

 また、生活習慣に関しては、私たちは常に重力の影響下で生きているのですから、どういう姿勢や動作でも、それを行う筋肉のトレーニングをしていることになるのですから、体を正しく使わなければどんどんバランスが崩れてしまうのです。

 さらに、首の問題に関しては『寝かた』も非常に大切ですが、これは睡眠時間は長いからです。

 
 猫背の方の中には顔が前に出ていることにより、高い枕が好きな方も多くいらっしゃいます。

 こうした方の中にはストレートネックではなく、反対に首の骨のカーブが強すぎる、頸椎過前弯と呼ばる症状の方も多くいらっしゃいます。

 アメリカなどの映画では、羽毛の大きく高い枕を肩の下にまであてがうような寝方をよく見ますが、自分で姿勢を悪化させているのですが、これは欧米人は体幹の筋肉が強いので日本人のように背中が丸くなる猫背ではなく、顔が前に突き出す猫背の方が多いためだと推察しています。

 この顔が前に突き出すタイプの猫背は、最近日本の若い人にも増えてきていますが、ゲームなどでスマホ、PCを悪い姿勢で見ている時間が長いためではないかと思います。(それと合わせて運動不足)

 この状態がさらに進むと、あおむけで寝るのがつらくなり、うつぶせ寝がスキになるケースもあります。(故人ですが、高名なお医者さんが推奨してましたがとんでもありません)

 気道を広げるためにあごを上げる枕という物もありますが、長い時間のあごを上げる姿勢はそれこそ過前弯の癖付けになるために賛成できません。

 ストレートネックの方は、後頭部の形状にもよりますが枕が無い方が好きな方も多いのですが、首の弯曲の回復のためには良くありません。

 また、猫背や反り腰等体に歪みがある人ほど(その状態を崩される)硬い寝具を嫌う傾向がありますが、これは姿勢をさらに悪化させています。

 柔らかい寝具であれば、猫背の人が仰向けに寝れば6~8時間もの間猫背で過ごしていることになるわけですから、体への負担は相当です。

 ですから、寝具はできるだけ硬くしていくことが猫背、ストレートネック改善には必要です。

 私は、体を冷やしたくないこともあり硬めのマットの上に9ミリのベニヤ板を引き、その上にせんべい布団をひいていますが非常に快適です。

 そして、首の形状に合わせた枕は絶対必要です。

 当所では、ご来所いただいている患者様に、その方の首の弯曲状態に合わせてカスタマイズした枕を販売しておりますので、ぜひお問い合わせください。

 ストレートネックも根本から解決できる礒谷式力学療法×CS60の整体院  杉並区・西荻窪  鴨下療法所

 

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