見切り千両・・・治療を続けるかどうかはいつ決める?

2021年06月22日

  西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【整体院選び方】

 治療の止め時 治療の効果 西荻窪整体
株などの投資やギャンブルなどではよく「見切り千両」などと言います。

 調子がいい時はいいのですが、不調の時には熱くなり止め時を逃すと負けを大きくしてしまう戒めの格言ですよね。

体の不調に対する治療に関しても、この言葉は当てはまると思います。

 歩行麻痺で現在も通院中の方は、当所に来られる前に整形外科のリハビリに1年、接骨院に2年通われて、だんだんと悪化をしてから来ていただいています。

 あと2年早く来ていただいていたらいや1年でも・・・、回復も早かったのにと思いますが、後の祭りで言っても仕方がないことではありますが、正直な話で残念な思いをすることも多々あります。

 また、反対に1回、2回の治療で自分には向かないやと思ってしまうことも反対にチャンスを逃がすことになりかねません。

 慢性化した状態、体がひどくゆがんだ状態で長く過ごされた方は、1~数回の治療ではかばかしい変化が出るケースばかりではありません。

 1回1回での変化は微々たるものかもしれませんが、なるべくセンシティビティーを上げ、ちょっとの変化も見逃さないように気を付けて、少し楽になったかな?少し痛みが減ったかな?なんとなく気分がいいかな?というようなプラスの感じが少しでも有れば様子を見ながら続けてもいいのではないかと思います。

 もしくは、その治療の理論に納得がいっている場合は少なくても3回は様子を見てみるといいと思います。

 そして、その3回での変化がさらにいいようであれば10回ぐらいは、なるべく間を開けずに様子を見るのがいいのではないかと思います。

 慢性的な症状でも10回続ければ、メインで困っている症状の改善がなくても、何等か体にいい変化が出てくると思います。

 ただ、10回でも日時に長く間が空きすぎると積み上げができないので、特に慢性症状の方には変化が出なくなる恐れがあると思います。

 また、状態に対するきちんとした説明もない、変化も感じないのであれば1回で十分だと思います。

まとめてみます。

  1.   問題の原因や治療法の理論・説明や方法、結果に全くぴんと来ない・・・  1回でやめ 
  2.   自身の問題が慢性的で①をクリアーしていれば・・・3~10回あまり治療の間隔を開けずに通い判断
  3.   少しづつでも改善が積み上がる感じがあれば・・・続ける

 こんな感じではないでしょうか?

 また、これもよく言うのですが痛みの進行は痛み、しびれ、マヒとよく言われます。

 初めに感じる痛みは筋肉が炎症を起こし自己修復しようとしている状態。

 次に筋肉が硬縮して神経を圧迫するようになるとしびれを感じるようになります。

 そして、その状態が長く続くとその周辺が無感覚になるというような状態になります。

 ですから、長く患った場合にその佳代が無感覚になっていたものが、血が通い自己修復が再度始まればしびれを感じ、痛みを感じるようになることもあります。

 この例で時々起こるのがぎっくり腰です。

 ぎっくり腰は、体が歪んだ時に起こる軽い筋肉の断裂状態といえますが、それは体の歪みを元に戻そうとする自己修復機能と言える場合もあるように思っていますが、体があまりにも固まっているとその自己修復さえ行われないので、次の段階に進んでしまうと思うのです。

 ですから、その様な体が固まった肩が矯正を始めると、だんだんと腰周辺の筋肉が緩む、だけどきっちり整ったわけではないという状態で腰に負荷をかけるような悪い座り方などをするとぎっくりを起こしてしまう方がいらっしゃいます。

 私も太極拳の練習を始めた時に腰が緩み始めた時にぎっくりを経験しましたが、先生は「そのあとが楽になるぎっくりは良くなるために起こったいわば良いぎっくり、ぎっくりが治ってもいつまでも痛みが続いたり、違和感が残るぎっくりは悪いぎっくりと判断しなさい」と指導を受けました。

 つらいぎっくりに良いものと悪いものがあるというのも変な話ですが、実際私も経験上患者様のぎっくりにおいてそう感じるのです。

 ですから、起こった状態だけに目を向けるのではなく、全体的に評価をすることは非常に大事なことだと思うのです。

 

 効果がないだけならまだしも悪化させてしまうような治療を続けると、その後のフォローも非常に困難になることさえありますから、ぜひ注意して最適な治療法をお選びください。

根本的に体のゆがみを取り除ける姿勢矯正×CS60の整体院
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