股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2022年03月18日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【ストレッチ】
ヨガのポーズには当然狙いがあります。
~筋をストレッチする
内臓の働きをよくする
呼吸を深くする いろいろ良い効果を目的に行うと思います。
礒谷式力学療法においても、もちろん同様ですが、例えば呼吸を深くするという目的であっても、内臓の働きを良くするでも、膝痛を取り除くでも礒谷療法ではほぼ同じ矯正を行います。
昔、礒谷公良先生の矯正も受けていた患者さんが・・・
初めて来院した時は、変形性股関節症で痛くて痛くて、立っているのもやっとという状態だったのに、横にいる症状の軽そうな人と全く同じ矯正しかしてくれない先生に「なんで、こんなに痛い私が痛くない人たちと同じ矯正なんですか?」と
先生に怒ったら、先生は「は、は、は、股関節を矯正すれば、あなたの痛みも取れるから心配しなさんな」と言われたそうですが、帰るときには痛みが軽くなっていたので、すっかり信頼したそうです。
例えば膝痛。
一番多い膝痛のパターンでは膝の上、ももの前側の筋肉が硬縮しています。
しかし、このももの前側の筋肉は結果的に緊張を起こしているのだけなので、そこが原因ではありません。
このももの前の筋肉が緊張したのは、骨盤が後傾して後ろに重心がかかったことによる負荷が原因で、その骨盤後傾を作ったのはももの外側の筋肉の緊張による股関節の開きすぎ、いわゆるO脚こそが原因の大本であると捉えます。
したがって、治療の順番と方法は
1、股関節の矯正で、ももの外側の筋肉のストレッチ
2、引っ張れていた筋肉、筋膜、靭帯をストレッチする
3、ももの外側の筋肉に対抗するももの内側の筋肉の強化
これにより、膝関節の歪みをなくし痛みを取り除きつつ、また関節がずれないように筋肉で安定させる、ということができるのです。
呼吸が浅くなったのはなぜ?
内臓の働きが悪いのはなぜ?
なぜ、ここに痛みが出るの?
今まで、そうした疑問に答えが出なかった方も礒谷式力学療法の理論を使えば、答えが得られるのではないかと思います。
では、次に「猫は魚がすき」の最後、スキのポーズです。
この型に該当するのは、礒谷式力学療法においては「膝抱え運動」の頭を上げるバージョンとなります。
私は、当サイトの自宅矯正の動画でも、頭を床につけた状態で30回、頭を上げた状態で20回合わせて50回を2~6セットぐらい行ってください、と説明しています。
この体操は動きがある動的な力学体操なので、ヨガの静的なポーズと異なり靭帯まではストレッチ出来ていません。
なぜでしょうか?
それは、ほとんどの人に起こる不良姿勢、猫背の場合は頭が前に出ることにより、後ろ側の筋肉、筋膜、靭帯は前に引っ張られた結果で緊張しているだけなので、それ程ストレッチは必要ではないと考えるからなのです。
そして、それは頭の後ろだけではなく体の後ろ面全部に言えることなのです。
しかし、礒谷式の屈伸運動で体の後面を頭まで緩めるためには、相当頑張らないと緩みませんから、私もこのポーズは時々行いますし、患者様にお勧めすることもあります。
スキのポーズは背中から頭の後ろまでを緩める効果は、素晴らしいポーズの一つだと思います。
したがって、問題になるのは、なぜ頭の後ろが凝っているのか?という視点です。
仕事や勉強をする時の姿勢が悪かったのであれば、その悪い姿勢を作ってしまったおおもとの問題解決を行い、対処療法は少しにする、というような取り組み方が理想ではないでしょうか?
鋤のポーズだけではなく、あらゆる体操、ストレッチを行う時に非常に大事なのに抜け落ちている認識は何だか分かりますか?
それは、「(ほとんどの人には)体には歪みがある」という事です。
これは、多くの整体の大家も90%以上の人には歪みがあると言われているように、まずほとんどの人に左右、前後に偏りがあると用心したほうが良いと思います。
鋤のポーズを例にとってみます。
ちょっと分かりずらいですが、すきのポーズを行っている時に頭の上の方から見ると、脚が向かって左側にずれている状態です。
きちんとポーズを行う方の中心軸を見ればすぐに修正できる間違いですが、一人で行ったり、大勢の方で行っている場合、また最近ではリモートで行っていると見過ごされてしまう事もあると思います。
この歪みは、右骨盤が前方に出ていることにより起こっているのです。
そして右骨盤前方への転移の原因は、股関節の開き過ぎか内捻じれが強くあるかが疑われます。
前にも書きましたが、正しい形で行うポーズは歪んでいる体をひな型にきちっとはめ込むことにより修正する力がありますが、このように歪んだ状態で継続して行えば、歪みは確実に増してしまうのです。
これは、例えば腹筋運動や腕立て伏せというような単純な運動にも言えることですから、皆さんまず自分の体の状態を知るところから始めると良いと思います。
いろいろなご意見はあるでしょうが、あるヨガの先生が数あるヨガのポーズの中でもこれだけは行うと良いでしょう、と言われた「猫は、魚が、すき」つまり、猫のポーズ、魚のポーズ、すき(鋤)のポーズの3つを説明してする今回は魚のポーズ編です。
魚のポーズは写真のように仰向けに寝て、腰を大きくそらせ、頭頂部を床につけるというポーズです。
単純にこの形を見ただけでも、姿勢矯正、呼吸改善、リラックスなどいい効果がありそうなポーズですね。
体が硬い人、初学の人は肘をついたり、頭頂部ではなく後頭部などバリエーションもあるそうです。
礒谷式力学療法における、このポーズで得られる効果を得られるものは腰枕矯正と座布団矯正になります。
さらに、合気道師範であり礒谷式力学療法をドイツなどにも広められた故渡辺 信之師範は腰枕に座布団などを巻き付けて、さながら猫のポーズぐらい大きく腰を反らせる矯正なども工夫されていらっしゃいましたが、もしかしたらこのポーズから着想されたのかもわかりませんね。
背骨を反るのは同じですが、魚のポーズのアプローチでは腰に力が入りますが、礒谷療法では逆に腰が伸ばされる違いがあります。
この違いは、やはり姿勢が猫背になる原因に対する考え方の違いによるものだと思います。
つまり、礒谷療法では「猫背は股関節の開きすぎによるもの」と考えるのに対して、ヨガでは「猫背は丸まっているんだから反ればいい」と考える違いでしょうか?
そして共通する点は、『腰椎の前弯の回復』またそれによる『胸を開く』というポイントによるいい姿勢を作ることでしょうか。
背骨を整えてよい姿勢を作ることは・・・
1,臓器を支配する神経の圧迫を取り除き、内臓機能を正常化させる
2,血管の圧迫を取り除き血流を良くする
3,脳から尾骨に至る硬膜の緊張を取り除き、脳脊髄液の流れを正常化させる
4,呼吸筋を緩めて呼吸を改善する
5,交感神経、副交感神経のバランスを回復させる
6,上記の理由により精神面も安定する
そうです、良い姿勢は健康な生活には欠かせません。
いくら栄養のある食べ物を食べても、
いくら運動しても、
良い姿勢抜きでは効率が悪すぎるのです。
ぜひ、良い姿勢を意識して生活してください。
体の歪みを根本的な原因から解決する姿勢矯正×CS60の整体院
杉並区・西荻窪 鴨下療法所
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