礒谷良仁先生の新聞投書・・・座り方の弊害

2019年09月21日

 東部読売新聞平成30年11月26日にトンビ座りの著者でもある礒谷良仁先生の文章が掲載されていたのですが、座り方に関して大変良い文章だと思いますのでこのブログにも掲載させていただきます。

 『健康回復と疾病予防には日常生活の中で、正しく座る、良い姿勢習慣が必要です。あぐら、横座り、立て膝、ベタ座り、脚組み、体育座りなどは、左右脚の不均衡によって確実に骨盤、脊柱が歪み、全身骨格異常の原因になります。
 人体の骨格系、筋肉系は脊柱を中心として左右対称構造です。日常生活の左右非対称習慣は、からだ全体の骨格非対称を発生させる最大原因になります。例えば、あぐらは内側に組んだ脚、正座の時に後ろで上に重なった脚側の骨盤が高くなり、脊柱が(反対側に)側湾を起こします』(鴨下抜粋)
                                                         
 文中にあるように正座が良いと思っていても、そのやり方によっては身体をゆがめる原因になってしまうのです。

 まずは自分の身体のクセを知るところから整体はスタートします。正座をしてみてください。

 どちらの足が上に重なりましたか?又は重ならず、お尻の外に踵が出ていましたか?
 基本的に踵がお尻の外に出る状態の太ももは内に捻じれており、がっちり脚がお尻の下で重なっている太ももは外に捻じれているのです。
 したがって大まかに言ってしまえば「矯正は、その状態の逆さにすれば良い」つまり私なら写真のように正座をすると左足が右足の上に重なりますので、両足の踵ともお尻のきわぐらいに開き、左の膝を後ろに引き左脚に体重が乗る様に座るのが矯正になるのです。

 ちょっとここまで自分で判断するのはと難しいと思いますので、是非一度矯正を受けていただき、自分の正しい座り方を学んでみてください。

                    正しい座り方まで学べる礒谷療法ベースの整体院   杉並・西荻窪  鴨下療法所
  

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