股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2019年09月17日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【バースリーエクササイズ】
先日南果歩さんがテレビ番組で紹介していた、アメリカから来たエクササイズだそうです。
確かにやってみるとかなりきつくダイエットの効果はあるだろうなと思いました。思いましたが・・・・・。
なんでもマドンナのトレーナーだったサディーさんと言う方がバレー、ピラティス、ヨガを合わせてBarre3、バースリーとして考案したそうです。
動画を見ていただければわかりますが、ほとんどのエクササイズで股関節を開いてしまっています。
何ででしょうかね?
最近のスクワットブームもそうですが、何故か体操するというと開脚して行うものが多いんです。
O脚の人がほとんどなので開脚はほぼ不要なのですが、開脚を勧める人の理由として私が思いつくのは・・・
①内股の筋肉が引っ張られて硬くなっているので伸ばしたい(これはその時だけは緩まりますが結果的にO脚を助長させます)
②可動域として外に開くのは分かりやすい
③内股が柔らかくなると血管の圧迫が取れ一時的に血流が良くなる などが理由なのだと思います。
したがって、こうした開脚系でうまくいく方として考えられるのは・・・
①ほかの運動を行っていて内転筋が十分に強い人
②トレーナーの方について軸の狂いや筋肉のバランスなどのチェックをきちんと受けながら行っている人
③X脚である人
だと思いますが、全体に占める割合ではかなり少ないと思います。
また、動画で紹介しているスクワットで一番やらない方が良い、骨盤を後ろに引くやり方で行ってしまっています。
↑上の写真から、シンクに手をついてお尻を思いっきり後ろに引いてしまっていますが、これは股関節を捩じってしまう最悪のスクワットの一つです。スクワットで鍛えたい大腿四頭筋はお尻が上下に動く必要があり前後の動きは排除しなければなりません。しかも左右脚の幅も広すぎます。
この考案者の方はバレーも経験がおありだそうですから、バレリーナぐらい筋トレして脚の筋肉も強いから大丈夫なのだと思いますが、私たちの普通の筋肉の強さでは、体がおかしくなると思います。
こうした開脚系トレーニングの危険性は以前にもこのブログで書いていますのでご興味ある方は是非お読みください。
とにかく気を付けていただきたいことは・・
『開脚しすぎると姿勢が猫背になりますよ』
と『すでに股関節に左右差がある人が開脚をすると、さらに左右差が広がるリスクが高い』という事です。
一人一人に必要な体操をアドバイスできる礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並・西荻窪 鴨下療法所
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