股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2019年02月16日
また写真B,Cの様に大腿部と脛との捻じれなども股関節周辺の筋肉に多大な影響を与えますから、膝の向きや足先の向きにまで気を配らないと逆効果になる事もあります。
さらに股関節疾患の方は脚の脚長差があり骨盤にも左右差が生じていますから、かなり気を付けて座らないとどちらかのお尻に体重が余計にかかることになりますから、これも股関節に影響が出てしまいます。
ジグリングをやっても効果の出る人と出ない人がいるというのはこうしたことでは?②椅子に座っていると股関節には体重の負荷がかかってしまっています。負荷をかけない運動が良いのなら、なぜ横になるという選択をしなかったのでしょう?
礒谷式の膝抱え運動は床に横になるために股関節への負荷は限りなくゼロに近い状態になります。
そして腕の力で膝を胸にひきつけるようにして股関節をゆすりますから股関節に与えるスウィング運動も大きくなりますし、ジグリングでは揺するために脚の筋肉を使うのに対しこちらは腕の筋肉を使うので脚の筋肉全体が緩みます。(これはゆる運動などでもそうですが揺することに使っている筋肉自体は緩まらないのです)
さらにひざ抱え運動では脚がずれない様に膝の上で紐結びをしていますから左右にずれる心配もなく、脚のどこにも緊張が無い状態で揺すりますからその効果は絶大です。③これはジグリングそのものの問題ではありませんが、ジグリングだけして杖の使用等により、とにかく脚に負担をかけない様にして軟骨の再生を待つという事ですが、その間に筋力が低下してしまうと、特に高齢者の場合はあとあと大変です。
筋肉を緩める事はもちろん大切ですが、合わせて弱い筋肉を鍛える事も重要なので、関節に負担をかけない歩き方や体操等の指導も併せて行くべきと思います。結論としては、うまくいっている方はいいのですが、うまくいかない方、もっといい方法を探している方には上記の理由により「膝抱え運動」をお勧めいたします。是非一度お試しください。
貧乏ゆすりよりも効果的な体操を70年前に考案している礒谷療法をベースにした整体院 杉並・西荻窪 鴨下療法所